JST(理事長 橋本 和仁)が令和6年3月15日(金)から3月18日(月)までの日程で開催している「第13回科学の甲子園全国大会」(開催場所:つくば国際会議場、つくばカピオ)は、全競技を終了し、神奈川県代表栄光学園高等学校が優勝しました。

「科学の甲子園全国大会」は、科学好きの裾野を広げるとともに、トップ層の学力伸長を目的として創設され、全国の高校生等が学校対抗で科学の力を競います。本大会の各都道府県における代表選考には、704校から8,042人のエントリーがありました。選抜された47の代表校は、1、2年生が6~8人でチームを組み、科学に関する知識とその活用能力を駆使してさまざまな課題に挑戦しました。

筆記競技と3種目の実技競技の得点を合計した総合成績により、神奈川県代表栄光学園高等学校が優勝、東京都代表筑波大学附属駒場高等学校が第2位、岐阜県代表岐阜県立岐阜高等学校が第3位となりました。そのほか、産学官の連携による科学技術系人材育成を推進する企業賞を含む、全ての成績については以下をご参照ください。

「第14回科学の甲子園全国大会」は、令和7年3月下旬に、茨城県つくば市で開催される予定です。

JSTでは、発達段階に応じて才能を伸ばせるよう体系的な人材育成に取り組んでいます。今後も「科学の甲子園全国大会」を始めとする事業の実施を通じて、科学好きの裾野を広げ、生徒が才能を十分に発揮し、切磋琢磨する機会を提供していきます。

大会の概要など詳細は下記ホームページをご参照ください。

URL: https://koushien.jst.go.jp/koushien/

「第13回科学の甲子園全国大会」成績 一覧

<科学を支え、未来へつなぐ>

 例えば、世界的な気候変動、エネルギーや資源、感染症や食料の問題。私たちの行く手にはあまたの困難が立ちはだかり、乗り越えるための解が求められています。JSTは、これらの困難に「科学技術」で挑みます。新たな価値を生み出すための基礎研究やスタートアップの支援、研究戦略の立案、研究の基盤となる人材の育成や情報の発信、国際卓越研究大学を支援する大学ファンドの運用など。JSTは荒波を渡る船の羅針盤となって進むべき道を示し、多角的に科学技術を支えながら、安全で豊かな暮らしを未来へとつなぎます。

 JSTは、科学技術・イノベーション政策推進の中核的な役割を担う国立研究開発法人です。

配信元企業:国立研究開発法人 科学技術振興機構 理数学習推進部

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