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 ピットブルの14歳は、ニンゲンで言うと80代。かなりのお年寄りと言って差し支えないだろう。7年前に保護犬としてやってきたピットブルが、だんだんと年を取っていく…。そんな毎日を受け入れて、穏やかな日々を過ごす飼い主さんと愛犬の話を見てもらおう。

Pittie Yells Like A Broken Car Engine When His Dad Takes Him To His Favorite Place | The Dodo

 オーストラリアで暮らす14歳のピットブル・デニス氏は、毎日ご主人のドリュー・ハリスバーグさんと一緒にビーチに行く生活を満喫している。

 他のどんな言葉を聞いても動こうとしないデニス氏だが、「ビーチに行くぞ!」という言葉を聞くと跳ね起きて、雨が降ろうが風が吹こうが、ビーチまでのドライブすら楽しむんだよ。

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 そしてビーチに着くと海に飛び込んだり、大好きな木の枝を拾って来たり。

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 デニス氏は7歳の時に保護されて、ドリューさんのところへやって来た。初めて会ってから数時間後には、ふたりの間には切っても切れない絆が結ばれていたんだそう。

 本当は別の人がデニス氏を引き取る話もあったのだが、ドリューさんとデニス氏の様子を見て「このふたりを引き裂くなんてできないよ」と身を引いてくれたんだって。ドリューさんはその時のことを、「今でもいくら感謝してもしきれない」と思っているんだそうだ。

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 デニス氏がだんだん年を取って来ると、昔のようにノンストップで走り回ることもなくなった。だけどその分、ドリューさんは一緒に過ごす時間をより大切に感じるようになったそう。

 デニス氏の傍らで弾き語りをしたり、いっしょにキャンプに出かけたり。

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「デニスと過ごせる時間があとどのくらいかなんてことを考えるのはやめたんだ。今は一緒に過ごす毎日が…いや、一瞬一瞬がとても大切なんだよ。たくさんの思い出をこれからも一緒に作れることが、僕は楽しみで仕方ないんだ」と、ドリューさんは語っている。

 デニス氏とドリューさんキラキラした毎日はInstagramで更新されているので、良ければぜひ遊びに行ってみてほしい。

written by ruichan

※この記事はカラパイアの姉妹サイト「マランダー」に掲載されたものです。面白い動物情報を集めたマランダーの方にも是非訪れてみてください。

 
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「年のことは考えない。これからいっしょに作る思い出を楽しみたいんだ」14歳の保護犬と過ごす一瞬一瞬をいつくしむ