ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」でトップライバーを目指すななぴ。ライバーになる前は看護師をしていたが、先にライブ配信を始めていた双子の姉に影響され、憧れが強くなりライバーに転職。同時に、それぞれの配信アプリでトップライバーとなり“いつか二人で有名になる”ことを決意した。ギフティングに対してダンスで嬉しさを表現する「雑談×ダンス」配信がリスナーに刺さり、配信歴わずか1年半で数々のイベントで1位を獲得。2023年10月に開催された「17LIVE」のハロウィンリアルイベントでは2位という功績を残している。そんな注目ライバーのななぴに配信のこだわりや今後ライブ配信で成し遂げたい目標などを聞いた。また、「二人で有名になり、モデルとしてランウェイを歩きたい」と、姉妹でトップに立った後の最終目標についても語ってくれた。

【写真】カーテンからひょっこりと顔を覗かせるかわいらしいななぴ

■姉の背中を追いかけライバーに転職「二人でトップライバーになることも同時に決意しました」

――読者の方に向けて自己紹介をお願いします。

東京出身、元看護師で1年半前にライブ配信を始めました。双子の姉がいるんですが、姉もライバーをやっていて、私は「17LIVE」で、姉は別のアプリでトップライバーになり、二人で共演することを目標に頑張っています!

――ライバーになろうと思ったきっかけを教えてください。

姉が先にライブ配信を始めていて、ファッション誌に載っていたり、ランウェイを歩いている姿に憧れ「夢のあるお仕事なんだ」と思い、姉の背中を追おうと決めました。また、小さい頃から「いつか2人で有名になりたい」という夢もあったので、二人でトップライバーになることも同時に決意しました。

――ライバーになる前は看護師の仕事をされていたんですね。

姉がライブ配信を始めたタイミングで私も一緒に始めようか悩んだんですが、すでに看護師への就職が決まっていたことと、2年は看護師を続けると決めていたので、就職しました。自分で決めた2年が過ぎた時に、ライバーへの憧れも消えていたなかったので、ライバーに転職することに決めました。

――ライバーを“職業”として活動されているんですね。看護師を辞めてライバーになることを家族に伝えた時の反応はいかがでしたか?

小さい頃からずっと姉と一緒に居て、大学でも2人で住んでいたりしたので「絶対なな(ななぴ)もやりたいって言うと思ってた」と言われました。成功するかわからない仕事ではあったんですが「失敗してもいいからやっておいで」と優しく背中を押してくれたこともあり、思い切って挑戦することができました。

■「常に全力、なんでも挑戦」…配信のこだわりを明かす

――ライバーに転職したことで、ななぴさん自身に何か変化はありましたか?

ライブ配信を初めてから視野が広がりました。配信を通じてたくさんの人たちと交流させていただくようになり、色々教わることも多いのでとても充実しています。また、看護師はコロナ禍での就職だったので目元しか見えない生活が当たり前で自分磨きに気を遣ったことがなかったんですが、最近では自分磨きが趣味になりました。

――普段はどのようなこだわりをもってライブ配信をされていますか。

雑談配信をしているんですが、リスナーさんからのギフティングに対して、少しでも嬉しさが伝わるように身体全体を使ってダンスをしながらリアクションしています。私が全力の姿勢を見せることで、リスナーさんも全力で着いてきてくれると信じているので、「常に全力、なんでも挑戦」という攻めの姿勢を大事にしています。

――「雑談配信」と「ダンス」を組み合わせるライバーさんは珍しい気がします。なぜ、このような配信を?

元から楽しいことが好きなんですが、喋っているだけだと上手く「楽しい」「嬉しい」が伝えることができなかったので、身体全体を使って表現してみようと思い始めてみました。

■ライブ配信のやりがいは「みんなで団結しながら目標に向かって頑張ること」

――ライブ配信プラットフォームがたくさんある中で、「17LIVE」を選ばれたのはなぜですか?

ライバーを始める時に、モデルへの憧れが強かったので、ファッション誌への出演やランウェイ出演のプライズが充実しているイチナナを選びました。また、最初は姉と同じアプリを検討したのですが、ライブ配信は数字の世界でもあるので、二人でトップを目指していく中で、姉とライバルになることは嫌だったので、別のアプリを選択しました。

――実際に配信を始めてみていかがでしたか?

姉が配信している姿を見ていたので、ある程度の理解はあったのですが、姉のアプリとはルールも年齢層も全く違ったので、同じライブ配信でも全くの別物に感じました。

――特に難しさを感じたところは?

イベントなどでは、常に順位が表示されていて、順位に追われて気持ちが沈んでしまうこともあるので、そこから立ち直ることが難しさでもあり、継続するために必要なことでもあると思っています。

――では、ライブ配信でやりがいを感じるところはいかがですか?

住んでいる場所、年齢、仕事も全然違う人たちが、一つの配信に集まり、みんなで団結しながら目標に向かって頑張ることが好きですし、やりがいにも感じています。

■トップライバーを目指す双子の最終目標…「二人で有名になり、モデルとして、ランウェイを歩きたい」

――現在、約1年半ライバーとして活動されていますが、ななぴさんは落ち込んだ時どのように立ち直りますか?

イベント参加している時に本当につらかった日があり、今までは姉だけに相談していたんですが、思い切ってリスナーさんに抱えている思いを伝えました。そこから、リスナーさん達の団結力が増していき、信頼関係もより深くなることができたので、今では落ち込む前にリスナーさんに話を聞いてもらうようにしています。

――数々のイベントに参加して上位に入賞されていますが、中でもリスナーさんとの団結力を感じたイベントは何でしょう?

北海道日本ハムファイターズとコラボしたイベントは印象に残っています。プライズで始球式を担当させていただいたんですが、当日リスナーさんも球場に足を運んでくださっていたので、画面越しの一体感とはまた違った良い空気感があり、一緒に嬉しいという感情も会場で共有することができました。

――今後「17LIVE」で成し遂げたいことはありますか?

始球式やモデル系のイベントにはこれからも出続けたいと思っています。また、去年ハロウィンのリアルイベントに出場した際に、2位で終わってしまい悔しい思いをしたので、次に参加するリアルイベントでは1位を取りに行きたいです。

――ライブ配信以外でも目標があればお願いします。

最終的には姉と二人で有名になり、モデルとして、ランウェイを歩きたいです。他にも、CM出演やメディアにたくさん出られるようになることが夢です!これからも応援よろしくお願いいたします。

元看護師ライバー・ななぴ/撮影=橋本美花