なでしこジャパンのDF古賀塔子が所属するフェイエノールトが女子KNVBカップで準決勝進出を決めた。

ラウンド16でADOデン・ハーグを延長戦とPK戦の末に下し、準々決勝進出を決めていたフェイエノールト。14日に行われた準々決勝ではリーグ首位を走るトゥベンテと対戦した。

古賀も先発した一戦は8分に左サイドから崩したフェイエノールトが先制。34分にセットプレーの流れから追加点を奪うと、後半に入ってからダメ押しし、3-0の勝利で飾った。

1月JFAアカデミー福島からフェイエノールトへ加入した18歳の古賀は、デビュー戦となった同月27日のリーグ第13節トゥベンテ戦からスタメン入りが続いており、今回の一戦はフル出場した。

古賀大阪府出身のJFAアカデミー福島13期生で、2022年にはU-17女子ワールドカップ(W杯)に出場。2023年には日本女子代表の一員として第19回アジア競技大会を戦い、優勝を経験した。

昨年の11月30日12月3日のブラジル女子代表戦ではなでしこジャパンの一員としてプレー。パリ・オリンピック出場がかかった先月の北朝鮮女子代表との連戦にも出場し、予選突破に貢献している。