ミランは17日、セリエA第29節でヴェローナとのアウェイ戦に臨み、3-1で勝利した。

前節エンポリをウノゼロで下して2位に浮上したミラン(勝ち点59)は、3日前に行われたヨーロッパリーグではスラビア・プラハに3-1と快勝しベスト8進出を決めた。そのミランはジルーをベンチスタートとし、オカフォーが最前線に構えた。そしてスラビア戦負傷交代の守護神メニャンは無事先発となった。

14位ヴェローナ(勝ち点26)に対し、開始4分にFKからトモリのボレーでゴールに迫ったミランが押し込む展開とすると、19分に決定機。CKの流れから浮き球のルーズオールをオカフォーがボレー。見事に捉えたシュートだったが、GKモンティポのファインセーブに阻まれた。

さらに23分、ボックス右からプリシックの放ったシュートがバーに直撃したミランが攻め込み続けると、39分にはロングカウンターからオカフォーがコントロールシュートでゴールに迫る。

そして44分、ミランが押し切る。テオ・エルナンデスが左サイドを持ち上がってボックス左ポケットまで侵入。DFと入れ替わってシュートをねじ込んだ。

ミランが1点をリードして迎えた後半、開始5分に追加点。オカフォーが敵陣でボールを奪ってシュートに持ち込むと、GKが弾いたルーズボールをプリシックが詰めた。

その後も試合をコントロールしていたミランだったが、64分にファインゴールで1点差とされる。ノスランにボックス手前から弾丸シュートを叩き込まれた。

失点を受けてジルーを投入したミランは70分に3点目の好機。ジルーのスルーパスを受けたレオンがボックス内へ。GKと一対一となったが、シュートはわずかに枠を外れた。

それでも79分に突き放す。CKの流れから浮き球のルーズボールをチュクウェゼが見事なボレーで叩き込んだ。

終盤にかけてはヴェローナの攻勢を受けるも守護神メニャンの好守で失点は許さず3-1で勝利。公式戦5連勝とした。