ドルトムントは17日、ブンデスリーガ第26節でフランクフルトをホームに迎え、3-1で勝利した。フランクフルトのDF長谷部誠は90分から出場している。

前節はザビッツァーが退場した中、ヴォルフスブルクに2-1で逃げ切り勝利とした4位ドルトムント(勝ち点47)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグではPSVに2-0で競り勝ち、ベスト8進出を決めた。そのドルトムントは[4-3-3]で臨み、フュルクルク、マレン、アデイェミの3トップでスタートした。

6位フランクフルト(勝ち点40)に対し、押し込む入りとしたドルトムントだったが、13分に一瞬の隙を突かれて失点する。パチョのフィードでマーモウシュにディフェンスライン裏を取られてシュートに持ち込まれると、GKが弾いたルーズオールをゲッツェに蹴り込まれた。

ゲッツェの恩返し弾を浴びたドルトムントが引き続き押し込む展開で推移すると、33分に追いつく。マレンが右サイドを突破してクロス。ファーに流れたところをフリーのアデイェミが押し込んだ。

ドルトムントが1-1として迎えた後半も徐々に押し込む展開としていったドルトムントだったが、好機を作るには至らない。

65分にはバイノー=ギテンス、74分にはムココと投入して打開を図ると、終盤の81分に逆転した。右サイドからのブラントのFKをフンメルスダイビングヘッドで合わせた。

最終盤の90分、長谷部ボランチに投入された中、ドルトムントにPKが与えられる。バイノー=ギテンスがボックス内でコッホに倒された。このPKをジャンが決め、ドルトムントが3-1で勝利。苦しみながらも勝ち切り、4位の座を死守している。