2021年7月にフリーキャスター・丸岡いずみとの離婚を発表し、男手一つで長男を育てている映画コメンテーター・有村昆が、育児に励む日々について語っている。長男は現在6歳。有村によると、最近「息子が小学校受験をしていて、合格しました」とのことで、掲示板に張り出された“合格”の結果を見た瞬間の想いを「素直に嬉しかったですが、複雑な心境」でもあったという。

 3月9日配信の「デイリー新潮」インタビューで、有村は当時について「私も中学校受験をしていて、親や子の気持ちがすごくわかるんです。周りには、合格した子もいれば、不合格の子もいます。子どもとは小さくガッツポーズしました」と振り返り、息子とは合格の喜びを心の中で共有したようだ。

 いわく、有村と息子が小学受験に挑むことを決めたのは昨年9月のことで、少ない準備期間の中、週に2回の塾通いや、有村が仕事から帰った後に息子との勉強時間をもうけるなどし、父子で奮闘。子供の「個性を伸ばしてあげたい」との想いから、有村は仕事と育児の両立を目指し、「平日は、両親と協力して、保育園の送り迎えをしています。休みの日は見聞を広めるため、なるべく出かけるようにしています。先日は北海道の小樽に旅行もいきました」と多くの時間を共に過ごしているという。

「有村は、受験に際して『親子でチャレンジしてみよう!』との意気込みでスタート。塾の教室にはリアルタイムで授業風景が確認できるカメラがついており、送迎の車内で待っている間、有村もネットでカメラ映像を視聴し、『先生から宿題が必ず出るので、聞き逃さないようにしてました』と語っています。丸岡との離婚当初は、そもそもの原因である“不倫未遂”をやらかした有村側が長男の親権を持ったことに対し、疑問視する声が相次ぎましたが、今回のインタビューでは、彼が多忙ながらも子供と本気で向き合っていることが伝わるものに。ネットには、二人三脚で受験に挑戦する姿に好印象を抱く人が多く、『お母様がいなくても小学校受験に合格できるとは、なかなかですね』『有村さんがちゃんと父親をやっていてよかった』『息子さんを大事に育ててるのが伝わった』『少しイメージが良くなりました』などの反応が出ていました」(テレビ誌ライター)

 親子で勝ち取った合格までの苦労は、長男にとっても貴重な体験となったに違いない。

(木村慎吾)

アサジョ