ジャニーズ事務所・スマイルアップ

16日、スマイルアップ(旧:ジャニーズ事務所)のジュニア(旧:ジャニーズJr.)によるグループ「Aぇ! group」が、5月にCDデビューすることが発表された。ファンから歓喜の声があがっている。

業界内では、昨年契約解除されたメンバーの行方が注視されていて…。

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■デビュー前にドーム公演開催

「Aぇ! group」は、2019年に結成された関西ジュニアのグループだ。メンバーは、正門良規、末澤誠也、草間リチャード敬太、小島健、佐野晶哉の5人。CDデビュー前ながら昨年春にグループ初の全国ツアーを開催するなど、ジュニアの中でも高い人気を誇る。

3月16日・17日には、結成5周年を記念して京セラドーム大阪で初の単独ドーム公演を開催。5万人の観客が集まる中、5月15日にCDデビューすることが発表されたのだ。

 

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■昨年末に突然の契約解除

5人も待望のデビューを喜んでいることだろう。ただ、このおめでたい場にもう一人立つ可能性があった。もともと、「Aぇ! group」は福本大晴も含む6人グループだったのだ。

だが、昨年12月30日スマイルアップは福本に関して、公式サイトで「コンプライアンス違反の疑いが発覚し、弊社にて詳細な調査をいたしましたところ、本日までに事実であることが確認された」と、契約解除したことを発表。

「当該事象の詳細につきましては、当該関係者の方々のプライバシーならびにご意向を尊重し、公表を控えさせていただきます」と、契約解除の理由は明かしていない。

突然の契約解除は業界内にも波紋を呼んだようだ。

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■「事実上の引退」関係者も注視

ある出版関係者は、現在も福本の契約解除の理由は謎に包まれていると話す。

「年末の発表後、一部の週刊誌が福本さんの脱退理由を取材したものの、真相はつかめなかったそうです。事務所を辞めて約3ヶ月経ちますが、他の事務所に移籍したり、フリーで活動する等の話も聞こえてきません。コンプライアンス違反での契約解除ということもあり、業界内では『事実上の芸能界引退ではないか?』とも囁かれています」(出版関係者)。

福本本人も、SNS等は開設せず不気味な沈黙を貫いている。

 

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■異例すぎる「一発でクビ」

スマイルアップでは、2013年に元KAT−TUN・田中聖が、18年に元TOKIO山口達也が契約解除になった前例がある。ただ、福本のケースは彼らとは異なるようだ。

「田中さんは事務所に無許可で飲食店を経営したり、週刊誌でスキャンダルが報じられるなど、度重なるルール違反により契約解除されました。山口さんも強制わいせつ容疑で書類送検(※のちに起訴猶予処分)されて無期限謹慎になり、本人からの要望で契約解除に至ったんです。2人とも即座に契約解除になったわけではありません。その点、福本さんは過去に目立った不祥事やトラブルは起こしていなかったにも関わらず、ある意味一発で“クビ”になったと言えます」(前出・出版関係者)。

「Aぇ! group」は5月から8月にかけて、アリーナツアーを開催することも発表し、今年はさらに波に乗りそうだ。かつて苦楽を共にしたメンバーの活躍に対して、福本は何を思うのか──。

 

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■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

現在は、『不適切にもほどがある!』(TBS系)の展開を注視する日々。

Aぇ! group、デビュー決定も契約解除のメンバーは“不気味な沈黙”… 「事実上の引退」関係者も注視