リバプールの日本代表MF遠藤航のゴールは幻に終わってしまった。

17日、FAカップ準々決勝でリバプールマンチェスター・ユナイテッドと対戦。遠藤はこの試合も先発出場を果たした。

4冠の可能性を残しているリバプール。勝って決勝に駒を進めたかったなか、試合はユナイテッドが先制する。

すると迎えた37分に遠藤がらしさを見せる。ユナイテッドが最終ラインからビルドアップを試みると、浮き球のパスを遠藤が寄せに行ってカット。そのままモハメド・サラーにスルーパスを通すと、サラー折り返しをボックス内で遠藤がダイレクトシュート。これがネットを揺らした。

素晴らしい形からの同点ゴールと思われ、遠藤はガッツポーズ。チームメイトも喜び、ユルゲン・クロップ監督も笑顔で手を叩いたが、オフサイドの判定。パスを受けたサラーの上半身がわずかにオフサイドラインを越えており、幻のゴールに終わった。

ファンは「オフサイドだったけど良いシュート」、「これが入ってれば…」、「本当にギリギリだったな」、「コースも最高だったのに残念」、「流れは完璧だったね」と幻に終わったシーンにコメントした。

なお、試合はゴールの奪い合いとなり、2-2で延長戦へ。リバプールは延長前半にハーヴェイエリオットが逆転ゴールを決めるも、延長後半に2失点。4-3で敗れ、準々決勝で敗退となった。