国内はもちろん、海外でも大人気なVTuber事務所・ホロライブ。いつもは画面越しにファンとの交流を深めているが、ホロライブのみんながより身近に感じられる年に1度のお祭り的なイベントhololive SUPER EXPO(以下、エキスポ)』が昨年に引き続き、今年も幕張メッセ3月16日・17日の2日にわたって開催された。

3月に入っても尚、春とは程遠い気温が続いていたが、この日はエキスポのテーマであるhololive Islandがぴったりな暖かい日差しのなか来場者のみなさんも笑顔で会場に足を運んでいました。

取材・文/あるかい

「hololive SUPER EXPO 2024」現地レポート:リスナー歓喜のブースの数々、たすかる_001

「hololive SUPER EXPO 2024」公式サイト

入場するとまずは秘密結社holoXの御三方がお出迎え。来場者はホロライブメンバーが日常を送る、遠く離れた不思議な島に招待された観光客」ということで、今回はホロライブメンバーがアロハシャツに着替えおもてなしをしてくれているようです。

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△会場グッズにもなっているアロハシャツを着たホロメンたち。会場のあちこちにアロハverのパネルが展示されていました。

さらに進んでいくと、次はホロライブメンバーからのメッセージコーナーに。ここでは「hololive Island」の世界で行われているお祭り「天笠祭り」にちなんでメンバーたちが雨の日はどうやって過ごしたいか? または雨の日の思い出を綴ります。さらに場限定のシチュエーション映像なども流れているので要注目です。

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△メンバーたちの雨の日の過ごし方を心にしまえば、ちょっぴりテンションが下がりがちな雨の日もこれからは楽しく過ごせるかもしれません。
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△イラスト入りでかわいいメッセージばかり。ねねちの天然目薬はたぶん真似しないほうがいいです。
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△枠外にはホロライブのメンバー同士でメッセージを贈り合うてぇてぇメッセージも。
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△マリン船長はここでもドロドロの三角関係を披露。

お次はホロライブのオフィシャルグッズショールーム。今まで発売されたホロライブグッズを使った「理想のホロライブ部屋」がそこに! グッズが所狭しと並んでいるのにどうしてここまでスタイリッシュになるんだろうと自分の部屋との差を想い涙しながら拝見させていただきました。憧れます、本当に。

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△自分の部屋も常にこうありたい。でもそうはならないんですよね、悲しいね。

それからも会場をぶらりと歩いていると、謎解きパネルなんかもありました。海外でも大人気なホロライブらしく、英語表記もしっかりと用意されているので行っても楽しめるかな? と不安な海外ファンも来年はぜひ参加してほしいですね。実際に会場でもそこかしこに海外から来たファンたちがエキスポを楽しんでいたので少しだけお話もしてみました。

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△英語表記の謎解きパネル。現れる英単語をカタカナ3文字で答えてという問題。みんなはわかるかな?
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△こちらは入場前に見かけたアキロゼ隊の方たち。日本語はあまり得意ではないとのことでしたがそれでも国を超えて楽しめるコンテンツなんだなと感心しました。
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△会場内でひときわ目立っていた「アメちゃん等身大パネル」を持ち歩いていたカリフォルニアから来たナイスガイ。パネルには「Yagoo」のサインもあるんだと誇らしげでした。

また、台湾の公共交通機関やコンビニなどで使える電子マネーの『iPASS』とのコラボグッズなども展示されていました。残念ながら日本では使えないのですが、キーホルダー型のカワイ電子マネーが台湾では非常に多くの種類が販売されています。今回のコラボをきっかけに日本でもいつの日か……!

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△エキスポ限定セットのすいちゃんver。アクスタ2種類とスタンドカード、特別デザインのキーリングがブックパッケージに入っていてめちゃくちゃkawaii。

少し戻って今度はホロライブサマー2023ブースに。ホロライブのメンバーたちが水着姿でずらりと並んだ眩しいエリアに。一時期はご時世なども相まって存続が危ぶまれ一部メンバーたちによって「ホロライブサマーを返せ運動」にまで発展した祭典だったが夏、帰ってきてます。

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△パラソルなども設置され夏気分全開のブース。
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△もちろんホロライブENのメンバーたちも。パネルにはそれぞれサインやメッセージがあるので注目です。
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△ちなみにホロスタのメンバーたちはとなりでサバイバル生活してました。

まだまだ見どころはたくさんありますが、広い会場を歩いてお腹が減ってきたのでhololive Island Cafe」でお昼ごはんをいただくことに。こちらは混雑回避のために先行注文で受け取り時間指定ができるのでスムーズに購入できるようです。もちろん当日購入もできますがそちらは行列必至ですので先行注文がおすすめ。

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△今回いただいたのは「miComet ビジネスセット」。大きなパティ2枚にチーズ2枚の大ボリュームなみこちのピンクソースダブチと、目が覚めるような青いソースのすいちゃんナゲットのセット。

腹ごしらえも済ませたところで会場に戻ってまず目に入ったのがこちらのサインボードホロライブのメンバーたちのデザインを担当しているVTuber用語でいうところの「ママ」たちによるイラストとサインがずらり! 所狭しとママたちによる神イラストが描かれているのでゆっくり見たいところですが、見たい気持ちはみんな一緒なのでなるべく足を止めずに、だがしっかりと目に焼き付けていきましょう。

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ぺこーらフレアなどカワイイ3期生イラストが並ぶ中、あかさあい先生によるあまりに気合の入ったマリン船長の海賊船。

イラストを見ながら歩いていると、ホロライブ3期生「HOLOLIVE FANTASY」のブースに。兎田ぺこら不知火フレア白銀ノエル宝鐘マリンの4人が新衣装の等身大パネルで展示されていました。

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△船長のセクシーバディを披露しつつもアイドルらしさのある衣装に。
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ぺこーららしいニンジンモチーフや色使いもカワイイ衣装。
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チェック柄大胸筋にどうしても視線がいってしまうノエル衣装。
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フレアによく似合ったカワイさと格好良さが同居した衣装。
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△4人が揃ったキービジュアル。表情にそれぞれのらしさが。

3期生ブースを後にすると公式配信のユーザー募集企画で生まれた「配信部屋フォトスポット」に到着。ここでは、がうる・ぐら博衣こより、こぼ・かなえる3人の配信部屋を再現したフォトスポットが。「ここで配信してるんだなぁ」というのが見えるとやっぱり距離がぐっと近く感じられますよね。

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がうる・ぐらの配信部屋。
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博衣こよりの配信部屋。
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△こぼ・かなえるの配信部屋。

次はホールを移動してホロライブとコラボした企業のブースへ。まず見てほしいのがZOZOTOWNとデザインココのコラボで誕生した星街すいせい等身大フィギュアの展示。ZOZOTOWNとのコラボということで衣装は本当に作られた物を着用したすさまじいクォリティのフィギュアに。ちなみに等身大での販売は今のところ未定ですが、1/7フィギュアと衣装は販売予定のようです。

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△毎日すいちゃんにカワイイと言いたくなるクォリティ
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△後ろから見るとライブ中にも見えて現実感が凄い。
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△こちらは1/7フィギュア越しの等身大フィギュア。
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△実際に作られた衣装。

そして向かいには巨大なぺこーらが鎮座するFuryuブース。こちらではプライズ景品の展示だけでなく、クレーンゲームをプレイするとオリジナルステッカーがもらえる催しなどもあり、開場後は大人気でした。

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△道行く人達がカワイイ!と連呼していた巨大ぺこーら

奥の方に歩いていくと、今度はヴァイスシュヴァルツホロライブとコラボしたブシロードのブースに。美麗なカードイラストを大きく印刷したモニュメントや、今まで登場したカードなどが展示されていました。カードゲームやったことないよ! って方にはスタッフによるティーチングもあったので興味のある方はぜひ。

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△家に飾りたいぐらい綺麗な巨大カード。
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△会場で配布されていた「夢の中 アキ・ローゼンタール」通称・ムキロゼのカード。

フィギュアで有名なグッドスマイルカンパニーのブースではこれから発売するフィギュアの監修中原型が展示されていました。ねんどろいど展示ブースにはホロライブメンバーのメッセージも書かれているので注目です。

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△まだ制作中のFGOコラボの兎田ぺこらフィギュア。
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△こちらも制作中の沙花叉クロヱフィギュア。
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△メンバーからのメッセージが描かれたねんどろいどブース。

ちなみにブース裏には宝鐘マリン船長のフィギュアを集めた専用展示も。フィギュアそれぞれに船長からの「圧強め」なコメントが。すでに販売されているフィギュアたちが並んでいましたが本人のコメンタリー付きという斬新な展示でこちらも見ごたえのあるブースでした。

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△船長に言われたので仕方なく撮影した1枚。

ここまでエキスポのブースを紹介してきましたが、最後のおまけにコスプレイヤーさんを少しだけご紹介。エキスポではもちろんルールはありますが、コスプレ専用更衣室も用意されているので、ホロライブ関係ならコスプレでの入場が可能になっています! ということでホールの間に設置されたコスプレブースに行ってみると撮影待ちが大行列になっているコスプレイヤーさんがいらっしゃったので並んで撮影をお願いしてきました。

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△本物の船長に負けず劣らずの美ボディーの持ち主な宝鐘マリン(力)。
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△PFCバランスだけは絶対に完璧なマネージャー・大空スバル(力)。

今回は会場展示のみのご紹介でしたが、他にもステージではホロライブメンバーが多数登場するカラオケ大会や会場インタビューなどをほぼ休みなしに開催! さらに別ホールではホロライブ5回目の大型フェス『capture the moment』もあり幕張メッセ全体がホロライブでいっぱいの二日間になっています。

ステージやフェスは配信もあるので家でも十分に楽しめる『hololive SUPER EXPO』ですが、現地でしか味わえない空気や楽しさがいっぱいのイベントですので、この記事を見て少しでも「いいなぁ」と思ったファンは来年こそは! と今から想いを馳せてもらえれば幸いです。

「hololive SUPER EXPO 2024」公式サイト