株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区紀尾井町 社長:飯窪成幸)は、お笑いコンビ「Aマッソ」の加納愛子さんによる小説集『かわいないで』を5月に発売します。


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■人気お笑い芸人にして注目の著者の初の中編小説集。

誰にも覚えがありながら名付けがたい、微視的な関係性や感情を、鋭い観察と抜群の言語感覚で織り上げた、著者新境地の小説集です。

■作品内容

「黄色いか黄色くないか」

高校生の頃からお笑いに魅せられて、お笑いライブハウスに就職した主人公。賞レースが集中して芸人の悲喜こもごもが色濃くあらわれる、ある年末年始に繰り広げられる、華やかな「笑い」の舞台裏の人間ドラマに迫る。

「かわいないで」

日本史の授業中、千尋は必死に耳を研ぎ澄ます。隣席の香奈美がひそひそ声で後ろのふたりに語る、昨日のデートの一部始終に。千尋がどうしても聞きたいのは、透子から香奈美に放たれる「かわいないで(笑)」という絶妙な相槌の一語なのだ。

■「作家」加納愛子さんのコメント

彼女が、あの子が、救いのように放つ光を帯びた言葉を、言葉にして届けられる喜びこそがこの小説です。二作で描いた劇場と教室は、頭の中で同じ大きさでした。あのサイズの空間に、渇くことのない欲望があるのかもしれません。

■書誌情報
書名:『かわいないで』
著者:加納愛子
判型:四六判上製カバー装 
発売日:2024年5月

出版社:株式会社 文藝春秋

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■連続ドラマの脚本家デビューも発表

加納愛子さんによるオリジナル脚本の連続ドラマ、全10話20エピソードのシチュエーションコメディ『スナック女子にハイボールを』が4月4日より毎週木曜25時04分~オンエア。

■番組内容

本作の舞台は夜の社交場として、今、若者の間でもブームが再燃している「スナック」。主演には、スナック「マーガレット」で悩み多きOLにお酒と共に人生の酸いも甘いも手解きするちょっと風変わりなママ役を、数々の話題のテレビドラマには欠かせない存在で、6度目の連ドラ主演となる実力派女優・山口紗弥加さんが演じます。一方、そんな破天荒なママと出会い、スナックでの常連客との交流から、その魅力に取り憑かれるOLさつき役は若手女優の注目株として映画『春画先生』の好演が記憶に新しい北香那さんが演じ、2人を中心にスナックでおかしな常連客を巻き込んだシチュエーションコメディとして展開します。


■「脚本家」加納愛子さんのコメント

世代や立場を超えた直接的な交流が希薄なこの時代、スナックを通じて人と人が関わっていくことの面白さや、コミュニケーションの可能性を、期待も込めて書かせていただきました。 会話において「んなアホな」もあるけど、でもちょっとだけ現実でもあったらな~と本当 に願ってたりして、知らんけど、知らんのかい、というのが今回の私とママとの距離です。

■番組概要

タイトル:『スナック女子にハイボールを』

放送局:中京テレビ(放送エリア:愛知、岐阜、三重) ほか

放送日時:2024年4月4日より毎週(木)25時04分~25時34分

各種配信サービス:TVer、Locipoほか

出演者:山口紗弥加 北香那

脚本:加納愛子(Aマッソ)

監督:有働佳史 高階貴法

音楽:吉田ゐさお

チーフプロデューサー:池田京平(中京テレビ

プロデューサー:加藤康介ワタナベエンターテインメント

制作協力:ワタナベエンターテインメント

製作著作:中京テレビ

公式サイト:https://www.ctv.co.jp/sna-high/

SNS:【X】https://twitter.com/ctv_dorama (@ctv_dorama)

   【Instagram】https://www.instagram.com/ctv_dorama/ctv_dorama)

■加納愛子プロフィール

1989年、大阪生まれ。芸人。2010年、幼馴染村上愛とともにお笑いコンビ「Aマッソ」を結成、ネタ作りを担当する。2023年、ドラマ「お笑いインスパイアドラマ ラフな生活のススメ」にて初めて脚本を担当。今作、中京テレビ「スナック女子にハイボールを」は、単独で初の連ドラ脚本作品となる。

ラジオ『AマッソのMBSヤングタウン』(毎週木曜22:00~)、テレビ東京『誰でも考えたくなる「正解の無いクイズ」』(毎週月・火・水曜17:30~)にレギュラー出演。

著書に『イルカも泳ぐわい。』『これはちゃうか』『行儀は悪いが天気は良い』。

YouTube『Aマッソ公式チャンネル』も好評配信中。

配信元企業:株式会社文藝春秋

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