セキュアアクセスサービスエッジ(SASE)のリーディングカンパニーであるNetskope(以下、ネットスコープ)は、米国時間2024年3月5日、市場をリードするNetskopeの全機能を統合し提供する単一のプラットフォームNetskope Oneを発表しました。Netskope Oneは、セキュリティインフラストラクチャ、運用(I&O)の各チームが、リスクやコスト、複雑さを軽減し、あらゆるものをあらゆる場所で保護し、高速化することを可能にします。ネットスコープは、これらのユニークな機能を単一プラットフォームで提供する業界唯一のベンダーです。

Netskope Oneは、エンジニアリングチームとオペレーションチームによる長年の統合と革新、また社内開発によるイノベーションと戦略的買収を通じた、ネットスコープのプラットフォームにおける継続的な強化の集大成です。現在Netskope Oneは、エンドポイントDLPとエンドポイントSD-WANに加えて、リモートユーザーによるウェブ、クラウド、プライベートアプリへの安全なアクセスを統合したユニークなソリューションを提供しています。

Netskope Oneが求められる背景
単一のプラットフォームを求める組織は、ゼロトラストやSASEなどのコンセプトを実装する際、何を購入し、何を統合し、どのように人員を配置すべきかなどを決定する際に、方向性を見失っています。また、クラウドからの脅威の増加やデータ漏洩のリスクが高まる中、多くの組織は重要なトラフィックを適切に検査できていない状況にあります。さらに、ビジネスリーダーは成長、競争力、リスク低減、コスト削減などの目標を追求する一方で、新しいテクノロジーの導入がそれらを実現できるかどうかに疑問を抱いています。Netskope Oneは、これらの課題に対処し、すべての目標を達成するための包括的なソリューションを提供することを目指しています。

統合された“One”の強み

  • 管理の簡素化:Netskope Oneは、すべてのチャンネルに統一されたポリシーを提供して管理を簡素化し、運用コストと複雑さを軽減してビジネスの安全性を高めます。この統一アプローチによって、各チームは、複数のコンソール間での切り替えや、製品スイートに典型的なエラーの起きやすい統合への依存といった非効率性から解放されます。この簡素さによって、業務の合理化だけでなく、ビジネス全体におけるより効果的かつ一貫したセキュリティラクティスが約束されます。

  • 既存のソリューション投資との統合・拡張:Netskope Oneは、企業が過去に投資したソリューションと統合・拡張することによって、組織全体のセキュリティ体制を簡素化・強化させて効率の最大化と機能強化を実現し、運用効率と有効性を向上させます。ネットスコープはオープンであること、セキュリティとネットワーキングがひとつのエコシステムであることに信念を持っています。お客様の利益のためや、また団結して攻撃者や悪意あるアクターと戦う私たち全員のために、他のプラットフォーム(EDRやアイデンティティおよびアクセス管理など)との統合に尽力することが必要です。

  • 各種ツールおよび機能との統合を可能に:Netskope Oneは企業のビジネスニーズ、優先順位、運用タイムラインに沿った既存のネットワークおよびセキュリティアーキテクチャの中での、各種ツールおよび機能との統合を可能にします。このアプローチによって、システム全体のオーバーホールや不要な製品購入に伴うリスクおよびコストを回避できます。

究極の可視性とプロテクション

  • 全インターネットトラフィックの効率的な復号と検査:Netskope Oneは、Microsoft 365など主要なクラウドアプリケーションを含む全インターネットトラフィックを、ユーザーエクスペリエンスを損なうことなく、効率的に復号し検査します。ネットスコープが持つ経路制御能力、広範なピアリング関係、ユーザーロケーションとの近接性の恩恵により、ユーザーは多くの場合、インターネットに直接接続した場合との比較においてもより高速なパフォーマンスを経験しています。この徹底した検査によって包括的な可視性が確保され、セキュリティ態勢全体が強化されます。

  • 驚異的なユーザーエクスペリエンス

  • I&Oとセキュリティの相反するニーズを満たす:Netskope Oneは、I&Oチームとセキュリティチームが持つ長期的に相反してきたニーズを、トレードオフを伴うことなく満たします。業界最大かつ最速、最も信頼性の高いプライベートセキュリティクラウドが組織によるビジネスの防御とデータの保護を容易にし、同時に驚異的なエンドユーザーエクスペリエンスを提供します。

  • 上述の事柄は、単に1つのプラットフォーム上で可能になったというだけでなく、世界中の3,000を超えるネットスコープのお客様とともに、あらゆる主要な業界において今まさに実現されています。

Netskope Oneプラットフォームの心臓部:ゼロトラストエンジン

Netskope Oneの心臓部には、ネットスコープのゼロトラストエンジンが搭載されています。このゼロトラストエンジンは、SaaSやウェブアプリケーションをより深部まで可視化(および制御)するために作られ、今日ではすべてのクラウド、SaaS、ウェブおよびプライベートアプリで実行されるアクションに対し、前例のないコンテキストの提供を可能にしています。このインサイトは独自のきめ細かさを持ち、ユーザープロファイル、ユーザーが使用するデバイスおよびネットワークの状況から、実行中のアクション、やり取りしているデータに至るまでを把握できます。これによりセキュリティチームは、任意のタイミングでこれらのあらゆる要素の安全性を瞬時に判断できます。ゼロトラストエンジンは、誰を、また何を信頼すべきかに関する決定を、組織が継続的に評価し適応することを可能にします。

ゼロトラストエンジンは、リスクを特定するだけでなく、機械学習を用いてリスクを自動的に解決するという、さらなる強みを備えています。セキュリティチームは、社内のさまざまなチームを単にブロック、あるいは不当に制限するのではなく、新たな課題への対処とビジネスのより良い実現が可能になります。

また、ゼロトラストエンジンはアーキテクチャにおける柔軟性を実現し、コンテキストに即した適応可能かつプロアクティブなセキュリティを新たな生成AIアプリケーションに向け提供します。生成AIを厳しく制限するのではなく、安全に利用できる環境を提供します。

セキュリティとネットワークパフォーマンスの両立

ネットワークは安全である必要があり、セキュリティはネットワーク速度を下げる原因となるべきではありません。そのため、ネットスコープはNewEdgeネットワーク構築へ投資しています。このNewEdgeネットワークによって、いかなるトレードオフもすることなく、強固なセキュリティとローカライズされた驚異的なユーザーエクスペリエンスの両方を、同時かつシームレスに提供できます。

今日NewEdgeネットワークは日本を含む70以上の地域をカバーしており、ユーザーがどこにいてもコンピューティングが可能な世界中からの無制限のアクセスをお客様に提供することにより、比類のないユーザーエクスペリエンスと完全な企業コンプライアンスを実現します。NewEdgeは当社独自のプライベートネットワークであり、サードパーティー製のパブリッククラウドインフラに依存しないため、お客様が経験するパフォーマンスと信頼性を当社が直接コントロールすることも可能です。可視性の欠如はI&Oリーダーにとって主要な懸念事項です。しかしNetskope Oneを活用すれば、お客様は可視性と制御の維持が可能になり、ユーザーからアクセス先、およびその間のすべてにおけるエンドツーエンドのエクスペリエンスをプロアクティブに管理できます。

ビジネス課題を解決するプラットフォーム

ゼロトラストエンジン、NewEdgeネットワーク、そしてその他多くの広く認められたセキュリティおよびネットワーク機能により、Netskope Oneは未来のアーキテクチャとして、セキュアアクセスサービスエッジ(SASE)が約束する役割を果たせます。ネットスコープはNetskope Oneによって、競合他社の多くが「SASE」または「ゼロトラスト」と呼称する寄せ集めのツールコレクションに背を向け、単一の洗練されたプラットフォームに移行する機会を、お客様に提供します。

より詳しい情報はNetskope One < https://www.netskope.com/jp/netskope-one > のページをご覧ください。

ネットスコープについて
グローバルなSASEのリーダー企業であるネットスコープは、クラウド、データ、ネットワークセキュリティを再定義することによって、ゼロトラストの原則を適用してデータを保護できるように企業を支援しています。Netskopeプラットフォームは、場所に関わらず、人、デバイス、データに最適なアクセスとリアルタイムセキュリティを提供します。ネットスコープは、お客様がリスクを軽減し、パフォーマンスを加速させ、あらゆるクラウド、Web、プライベートアプリケーションのアクティビティを比類のない方法で可視化させることをサポートします。フォーチュン100社のうちの25社以上を含む数千社のお客様がネットスコープやその強力なNewEdgeネットワークを利用し、進化しつつある脅威、新しいリスク、テクノロジーの移り変わり、組織やネットワークの変化、新しい規制要件への対処に取り組んでいます。ネットスコープによるお客様のSASE導入サポートについては、netskope.com/jpをご覧ください。

本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
Netskope 広報事務局 (合同会社NEXT PR内)
TEL: 03-4405-9537 FAX: 03-6739-3934
E-mail: netskopePR@next-pr.co.jp

配信元企業:Netskope Japan株式会社

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