アトレティコ・マドリーディエゴ・シメオネ監督が敗戦を悔やんだスペイン『アス』が伝えた。

先日行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグで、延長戦とPK戦の末にインテルを下し、準々決勝進出を決めたアトレティコ。一方、ラ・リーガでは前節、格下のカディス相手に敗れており、17日の第29節バルセロナ戦で再起を図った。

しかし、先手を取ったのはアウェイチーム。レンタルで送り出しているポルトガル代表FWジョアンフェリックスに先制点を奪われ、アトレティコは1点ビハインドで試合を折り返す。

後半に入るとさらに失点を重ね、最終的に0-3で敗北。リーグ戦においては今シーズン初のホームでの黒星となった。

試合を振り返ったシメオネ監督は、先制された後に同点ゴールを奪えなかったこと、逆にリードを広げられてしまったことを指摘。それでも選手たちは責められないと擁護した。

「彼らは優れていたし、最初のゴールの場面は力強かった。その後(パブロ・)バリオスと(アルバロ・)モラタに1-1とするチャンスがあった。守備ではそれほど多くのことは起こらなかった」

「後半に入って0-2となり、そのスコアは我々を試合から遠ざけた。自分たちが素晴らしい努力を続けていることはわかっていた。選手たちはベストを尽くしてくれたし、それ以上の安心感はなかった。文句を言うことはできない」

また、今回の敗戦によりアトレティコリーグ5位に後退。シメオネ監督は来シーズンのCL出場権を確保すべく、再浮上を狙う。

「困難な4位争いに挑む。年月を経てチームは向上するものだし、我々も改善する必要がある」