働くに関する社会課題をビジネスで解決するキャムコムグループの株式会社インタツアー(本社:東京都港区浜松町、代表取締役:作馬 誠大、以下インタツアー)は、24卒学生を対象とした調査『「配属ガチャ」についての意識調査』の結果を発表しました。同調査では、「配属ガチャ」に関する意識について調査しました。
24卒採用はそれ以前と変わらず売り手市場であり、早期化もますます加速しています。そんな中、「配属先を自分で選びたい」という学生のニーズが高まっていることはご存じでしょうか。日本企業の多くは新卒採用において、入社後に配属先を決めるメンバーシップ型雇用を行っています。しかし学生の間では、いわゆる「配属ガチャ」を忌避する傾向が強まっているのです。最新の就活動向では、「希望の職種に就けること」や「ワークライフバランスを実現できること」が、入社企業を選ぶ重要な判断軸となっています。
当調査では就活がほぼ終わった24卒学生を対象として、勤務地や職種などの配属に関わる条件、配属先の告知を受けた時期、それらが内定承諾や辞退に与えた影響などを聞き、データにまとめました。

「配属先が選べないからエントリーしなかった」24卒生は48.7%!?「配属ガチャ」についての意識調査-資料ダウンロード

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24卒採用はそれ以前と変わらず売り手市場であり、早期化もますます加速しています。そんな中、「配属先を自分で選びたい」という学生のニーズが高まっていることはご存じでしょうか。日本企業の多くは新卒採用において、入社後に配属先を決めるメンバーシップ型雇用を行っています。しかし学生の間では、いわゆる「配属ガチャ」を忌避する傾向が強まっているのです。最新の就活動向では、「希望の職種に就けること」や「ワークライフバランスを実現できること」が、入社企業を選ぶ重要な判断軸となっています。

当調査では就活がほぼ終わった24卒学生を対象として、勤務地や職種などの配属に関わる条件、配属先の告知を受けた時期、それらが内定承諾や辞退に与えた影響などを聞き、データにまとめました。

  • 調査結果のポイント

●配属先で重視するポイントは「勤務地」64.2% 「馴染みの土地から離れたくない」傾向

●希望の職種・実際に配属された職種はともに「営業職」がトップ

●職種の希望と実際の配属、最大で22%のギャップが存在

●配属先の告知時期は「内定式後~入社式」 過半数の24卒生は「遅いと思った」

●4割強の24卒生 配属先の告知時期が「遅い」と辞退の要因に

●「配属先が選べないからエントリーしなかった」24卒生は48.7%

●「地域限定社員」「ジョブ型雇用」を志望した24卒生は2~3割にとどまる

  • 調査概要

『24卒対象「配属ガチャ」についての意識調査』

調査機関:株式会社インタツアー

調査対象者:24卒大学生

調査母数:6,903名(文系学生6,265名、理系学生638名)

回答数:232名

調査方法:『インタツアー』マイページまたはSNS経由によるWebアンケート

調査期間:2024年1月22日~2024年1月31日

  • 24卒生対象 「配属ガチャ」についての意識調査 設問構成

Q1. 配属先について何を重視していましたか

Q2. 希望する勤務地がある方は理由を教えてください

Q3. 希望の職種を教えてください

Q4. 実際に配属された職種を教えてください

Q5. 配属先の告知時期を教えてください

Q6. 配属先の告知時期についてどのように感じましたか

Q7. 配属先の告知時期は内定の承諾保留や内定辞退に影響しましたか

Q8. 配属先が未定または配属先を選べないことでエントリーを見送ったことはありますか

Q9. 地域限定社員についてどう思いますか

Q10. ジョブ型雇用についてどう思いますか

当調査は就活がほぼ終わった 24卒生を対象に、「配属ガチャ」に関する意識について調査したものです。勤務地や職種などの配属に 関わる条件、配属先の告知を受けた時期、それらが内定承諾や辞退に与えた影響などについて聞いています。

  • 配属先で重視するポイントは「勤務地」64.2% 馴染みの土地から離れたくない」傾向

設問1では、配属先について重視するポイントを「勤務地」「職種・部署」「特に気にしない」の3択で聞きました。64.2%の24卒生が「勤務地」を選択しており、『配属ガチャ』の要因としては勤務地が大きな位置を占めていることがわかりました。「職種・部署」は24.6%で、「特に気にしなかった」学生も11.2%いました。

設問2では希望する勤務地がある場合に、その希望の理由について聞きました。最も多い回答は「実家があるから」27.2%で、次いで「今住んでいる場所に近いから」26.3%が多く、二つの回答で過半数を占めました。三番目には「友人がたくさんいるから」22.0%が続きました。馴染みのある土地を離れたくない、という思いが強いことがわかります。また、「希望の配属地はない」と回答した学生も11.2%と一割を超え、こだわりがない学生も一定数存在します。

  • 希望の職種・実際に配属された職種はともに「営業職」がトップ

設問3では、希望の職種について聞きました。最も多かったのは「営業職」33.6%で、「企画/管理職」28.9%が続き、上位を占めました。

設問4では実際に配属された職種について聞きました。こちらの設問でも「営業職」55.6%が最多で、2番目には「IT/通信系エンジニア職」15.5%が続きました。回答した24卒生の9割以上が文系学生ということもあり、建築土木などの職種は希望・配属共に0となっています。

  • 職種の希望と実際の配属、最大で22%のギャップが存在

希望の職種と実際に配属された職種のギャップについてもグラフで示しています。

特に差が大きい職種は「営業職」と「企画/管理職」でした。「営業職」は希望よりも配属が22.0%多く、一方「企画/管理職」は希望よりも実配属が20.3%少なくなりました。

それ以外にも

素材/化学/食品系エンジニア職 -4.3%

クリエイティブ職 -4.3%

などが希望よりも配属の割合が低くなっており、人気職種ほどギャップが大きくなっていることが伺えます。

  • 配属先の告知時期は「内定式後~入社式」 過半数の24卒生は「遅いと思った」

設問5では配属先の告知時期を3つに分けて聞きました。最も多かったのは「内定式後~入社式」50.0%でした。

設問6では、配属先の告知時期についてどう感じたか聞きました。過半数の55.6%が「遅いと思った」と回答していました。

設問5と6についてクロス集計をすると、「早いと思った」「ちょうどいいと思った」ともに内定通知~内定式までの期間は高く、内定式後入社式までの期間に入ると73.0%が「遅いと思った」と回答していました。

学生が配属先を知りたい時期としては、内定式までが一つの目安となっています。

  • 4割強の24卒生 配属先の告知時期が「遅い」と辞退の要因に

設問7では、配属先の告知時期が内定の承諾保留や内定辞退に影響したかどうか聞きました。

「内定承諾保留や内定辞退の要因となった」と回答した24卒生は24.6%で、約4人に1人が配属先がわからないことで入社を決められない、あるいは辞退する原因になったと考えていました。また、実際に辞退はしなかったものの「内定辞退を検討する要因になった」と回答した24卒生も11.2%いました。

設問7の回答結果を設問6(「配属先の告知時期についてどのように感じましたか」)とクロス集計すると、より顕著な関係性が見られます。配属先の告知時期が「早いと思った」24卒生で内定承諾保留・内定辞退に「要因となった」は0%で、意思決定に迷いは出ていません。一方、「遅いと思った」24卒生では「要因となった」は合計44.2%(24.0%+20.2%)まで上昇しており、配属先の告知時期が遅れることで内定承諾保留・内定辞退の増加につながることが伺えます。

  • 「配属先が選べないからエントリーしなかった」24卒生は48.7%

設問8では配属先が未定、または配属先を選べないことでエントリーを見送ったことがあるかどうか聞いたところ、約半数の48.7%が「ある」と回答しました。

勤務地や職種を選べず、実際の配属でギャップが生じることが、学生のエントリーの意思決定を阻害していることが伺えます。

  • 「地域限定社員」「ジョブ型雇用」を志望した24卒生は2~3割にとどまる

設問9では、勤務エリアが一定の範囲に限定される「地域限定社員」についてどう思うか聞きました。最も回答が多かったのは「地域限定社員について知っていたがエントリーしなかった」42.2%で、「エントリーした中に地域限定社員が含まれる」29.3%が続きました。「地域限定社員のみにエントリーしていた」0.9%を加えると、72.4%がこの制度(雇用形態)について認知していることがわかります。

設問10では、業務を明確に分けた職種で採用する「ジョブ型雇用」についてどう思うか聞きました。最も多かった回答は「ジョブ型について知っていたがエントリーしなかった」48.3%でした。2番目に「ジョブ型雇用について知らなかった」31.0%が続きました。ジョブ型雇用について認知している24卒生は69.0%となります。「地域限定社員」「ジョブ型雇用」ともに、いわゆる「配属ガチャ」に対して、勤務地や職種を選べる制度となります。しかし、積極的に勤務地や職種を選択しようとこれらの制度を選んだ24卒生は2割~3割程度にとどまっています。

この結果は、設問8「配属先が未定または配属先を選べないことでエントリーを見送ったことはありますか」について「ある」と回答した学生が約半数に上ることと矛盾しているように見えます。

しかし、これらの制度について認知していない学生が3割程度存在することから、制度についての認知が拡大している途上であるといえます。実際にこうした制度の対象となる求人が十分にあるとも言えないため、今後対象求人が増えることで「配属ガチャ」を避ける方法として選択されるケースが広がると思われます。

同調査の詳しい結果は「インタツアー」サービスサイトからダウンロードいただけます。

「配属先が選べないからエントリーしなかった」24卒生は48.7%!?「配属ガチャ」についての意識調査-資料ダウンロード

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  • 会社概要

会社名:株式会社インタツアー

インタツアーは、新卒採用向けのリレーション採用プラットフォーム「インタツアー」を展開しています。

学年を問わず学生が企業にインタビューすることで互いの理解を深め、学生と企業の新しいつながり方を提供する採用マーケティング機能で、新卒採用支援を行っています。

本社:東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービルディング南館 16階

代表者:作馬 誠大

設立:2012年5月

資本金:4億円(※海外含むグループ合算/2023年3月末)

事業:インタツアー事業、SNSマーケティング事業、動画コンテンツ事業

https://intetour.co.jp

グループ名:キャムコムグループ

「働く」に関する社会課題をビジネスで解決する会社として、HRテックをはじめ、人材紹介・製造派遣・外国人雇用支援・事務アウトソーシングなど多様なサービスを展開しています。

本社:東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービルディング南館16階

代表者:グループ代表 神保 紀秀

設立:2001年8月

売上高:1,292億円 ※2023年3月末 グループ計

資本金:4億円 ※2023年3月末 グループ計

従業員数:2,385人 ※2023年3月末 グループ計 派遣スタッフ除く

連絡先:03-6701-4510(代表)

主要拠点 : 全169拠点 ※2023年3月末 グループ計

https://cam-com.inc/

グループ運営サイト:

「そうキャリ!」派遣・紹介・紹介予定派遣の求人サイト https://sougo-career.jp/

「tenichi」転職・求人情報求人サイト https://ten.1049.cc/

「バイトレ」短期・単発求人サイト https://www.81100.jp/

「インタツアー」インタビューからはじまるリレーション採用(R)プラットフォーム https://intetour.co.jp/

「インタツアーメディア」就活情報収集サイト https://intetour.jp/media/

「海外人材タイムス」外国人採用向け情報サイト https://kjtimes.jp/

「みんなのトクギ」特定技能外国人に特化した求人・求職ナビサイト https://minnano-tokugi.com/

「ロジパレジャーナル」物流業界向け情報サイト https://logipalette.jp/journal/category/trend/

  • 本リリースについてのお問い合わせ先

株式会社インタツアー

担当:作馬、安田

TEL:03-6731-4455

E-MAIL:ittinfo@intetour.co.jp

問い合わせフォーム:https://intetour.co.jp/contact/

配信元企業:株式会社インタツアー

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