近年コンビニやスーパーなどに導入されている「セルフレジ」。自力で会計処理を行う分スムーズに済ませられるという利点がある反面、慣れない人が利用するとかえって時間がかかってしまうことも。そんなセルフレジをテーマにした体験談を描いた、オムニウッチー(@omni_uttii821)さんの漫画「セルフレジ」を紹介。併せて、オムニウッチーさん本人にも話を聞いた。

【漫画】本編を読む

■「お店側も臨機応変に対応していかないと難しいんだろうなぁと感じました」

2019年の春頃からエッセイ漫画を描き始めたオムニウッチーさん。「元号が『令和』に変わるとき新しい時代の始まりのように感じ、自分自身も何か新しいことをやりたいと思いインスタを始めました。ただ、始めてみたものの、映えるような写真など撮るような毎日じゃないし、どうせなら好きなイラストを描いてみようと思い始めました」とそのきっかけを明かす。

レジを待つ客が列をなしている中、子供にバーコードを読み取らせている母親の姿を描いた本作。その光景に思わずイラッとしてしまった人も多いのでは。実際、読者からは「やるのは構わないが2~3品だけスキャンして終わりにすればいいのに」「後ろを気にしてほしい」と、待っている側の気持ちを訴える声が多く寄せられた。

オムニウッチーさんは、「使い方がわからない高齢の方だったり外国の方だったり…まだまだ有人レジが必要なケースはあると思うので、お店側も臨機応変に対応していかないと難しいんだろうなぁと感じました」と、セルフレジに不慣れな客をサポートしなければならない店員さんを思いやりつつ、今回の件を振り返った。

取材協力:オムニウッチー(@omni_uttii821)

思わず「はよせえ!」と言いたくなっちゃう?セルフレジでの一幕/画像提供:オムニウッチー(@omni_uttii821)