大谷獲得の効果はチケットの価格にも反映されているようだ(C)Getty Images
二刀流スターが生み出した経済効果は“異次元”だ。
今月20日、21日に韓国・ソウルの高尺スカイドームで開催されるパドレスとの開幕戦のチケットは販売開始8分で全席完売。ソウルシリーズのチケットは入手困難となったが、大谷が加入したことにより、現地時間3月28日（日本時間29日）に行われるカージナルスとの本拠地開幕戦のチケット価格も高騰しているようだ。
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「二刀流スター」大谷翔平加入により注目度が高まったことが要因の1つであり、昨年のドジャース移籍決定時より懸念されていた。この件について、米スポーツサイト『ClutchPoints』は18日、「ドジャース、ホーム開幕戦vs.カージナルスでショウヘイ・オオタニを見るためのチケット代が馬鹿げた価格に」と銘打った特集記事を配信している。
その中では「ドジャースのファンは、これには満足していないだろう。今シーズンのホーム開幕戦のチケット価格はかなり割高だ。ホーム開幕戦、カージナルス戦のチケットの平均は、『USAToday』によれば約533ドル（約8万円）」とレポート。さらに「今シーズン、ドジャースの試合を見たいなら、資金を用意したほうがいい」とファンに向けてのメッセージも綴られている。
その上で、「ドジャースは今オフ、万能のスラッガー、ショウヘイ・オオタニと、ヨシノブ・ヤマモトに大金をつぎ込んだ。これらのスター選手を見たいというファンの要望が、高額なチケット代の主な理由のようだ」と説明。
同メディアは「野球の試合を見るために500ドル以上支払わなければならないというのは、確かに驚異的な数字である」と高額となったことへの印象を記しながら、「多くのファンはそんな余裕はないだろうが、この値段は実は破格かもしれない。『Fox Los Angeles』によれば、今シーズンのドジャース戦のチケット価格は985ドル（約15万円）になると予想されている」とさらなる高騰の可能性にも言及している。
他にも「ドジャース対カージナルスのゲームは3月28日木曜日。それまでにチケット価格はさらに上がるかもしれないので、ドジャース・ファンは500ドルちょっとのうちに手に入れておきたいところだ」と見通しながら、トピックを結んでいる。
本拠地開幕戦をはじめ、シーズンを通しても国内外から注目を集めることが確実視されるドジャース。類を見ないほどの大型補強の影響は、チケット価格にも及んでいることも確かなようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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