セリーヌ・ディオンが、国際スティッフパーソン症候群啓発デーにメッセージを投稿した。この稀な神経疾患と診断された彼女は、現地時間2024年3月15日にインスタグラムを更新し、励ましの言葉とファンへの感謝の気持ちを綴った。

 セリーヌは、3人の息子たちと笑顔で写っている写真とともに、「今日を世界は国際SPS啓発デーとして認識しています。多くの方がご存知のように、2022年の秋に私はスティッフパーソン症候群SPS)と診断されました。この自己免疫疾患を克服しようとすることは、私の人生で最も辛い経験の一つであり続けていますが、いつかまたステージに立ち、できるだけ普通の生活を送りたいとの決意に変わりはありません。子どもたち、家族、チーム、そして皆さんの愛とサポートに深く感謝しています!」と投稿した。

 そして、「SPSの影響を受けている世界中の人たちに励ましとサポートを送りたいです。あなたならできる!私たちはできる!」と続けた。

 セリーヌは2022年12月以来、制御不能な筋肉の痙攣を引き起こし、動くことが困難になることで知られる稀な神経疾患、スティッフパーソン症候群と診断されたため、表舞台からほとんど姿を消したままだった。2023年のツアー日程の延期を余儀なくされ、最終的には残りのツアーを完全にキャンセルした。昨年12月、姉のクローデットは、セリーヌが自分の筋肉を“コントロールできない”と明かした。

 セリーヌは今年2月の【グラミー賞】授賞式にサプライズで登場し、テイラー・スウィフトへ『ミッドナイツ』が受賞した<年間最優秀アルバム>のトロフィーを授与した。観客が彼女の表舞台への復帰に喝采を送ると、彼女はすぐに拍手を返した。弱った様子を見せず、彼女は、「皆さん、ありがとうございます。皆さんのことも大好きです。ここに来られて嬉しいというのは、本当に心からそう思っています」と述べた。

セリーヌ・ディオン、国際スティッフパーソン症候群啓発デーにメッセージを投稿