野村不動産株式会社(東京都 新宿区/代表取締役社長:松尾大作、以下 当社)は、英国ロンドンウエストエンドに所在するオフィスビル「55 St James's Street (以下本物件)」の取得を決定したことをお知らせいたします。

 本物件が所在するロンドン中心部の「セントジェームズ」エリアは、バッキンガム宮殿やセントジェームズ宮殿に近接するほか、高級ホテルやアートギャラリー、ブティック、飲食店が立ち並ぶなど、格式高く落ち着いた雰囲気を有しながらも、繁華性の高いエリアです。また、3 路線利用可能な「グリーン・パーク」駅徒歩4 分と交通利便性が高く、近年重視される環境性能評価においても、BREEAM※1 Excellent およびEPC※2 ランクB(いずれも上位2 番目)を有するなど、優良立地における競争力の高い物件であることを評価し、本物件の取得を決定しました。

 また、近年の英国でのオフィスビルにおける快適な労働環境を重視するニーズの高まりを受け、今後共用部改修工事などを行い、より充実したオフィス環境の提供を目指します。

 当社では、中長期経営計画(2023 年3 月期~2031 年3 月期)にて、海外における収益不動産への投資量拡大を掲げております。英国においては、持続可能性の追求を含む社会課題の解決への貢献を目指し、事業を通じて新たな知見獲得を進めつつ、日本において培った知見も活用し、事業拡大を進めてまいります。

■物件概要・立地エリアについて

青枠:参画済案件

■参考(過去リリース)

英国・ロンドンでのオフィス開発事業へ参入(2021 年2 月3 日):

 https://www.nomura-re-hd.co.jp/cfiles/news/n2021020301797.pdf

英国ロンドン中心部におけるオフィス開発事業「The Fitzrovia」事業参画(2023 年12 月14 日):

 https://www.nomura-re-hd.co.jp/cfiles/news/n2023121402345.pdf

※1:BREEAM (BRE Environmental Assessment Method)

1990 年より運用開始となった英国のBRE(Building Research Establishment)による建築物環境性能評価制度。エネルギー、健康と快適性、水、材料、廃棄物など計11 の環境に関する項目およびイノベーション項目において審査され、Outstanding ~ Passの5 段階で評価される。Excellent は上位2 番目の評価。

※2:EPC (Energy Performance Certificate)

英国で商業用不動産に対する環境規制の1 つとして2015 年に導入された、建築物のエネルギー効率をA~G の7 段階で評価する制度。B は上位2 番目の評価。

配信元企業:野村不動産ホールディングス株式会社

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ