アニメ映画『トラペジウム』より、追加声優キャストとして木全翔也(JO1)、内村光良の出演が発表。あわせて、本予告と本ポスタービジュアル、木全のアフレコ映像が解禁された。

【写真】『トラペジウム』アイドルへの強いあこがれが表現されたポスター

 乃木坂46一期生・高山一実小説家デビュー作をアニメ映画化する本作は、自分の力で仲間を集め、アイドルを目指す高校生・東ゆうの物語。高山がシナリオ制作など映画制作に深く関わり、彼女でなければ描けないテーマ「アイドルが放つ輝き」とは何なのか、「アイドル」とは何なのかという“思い”を追求する。主題歌は、ボーカルにアイドルVTuberの星街すいせいを迎えた、MAISONdes「なんもない feat. 星街すいせい, sakuma.」。

 アイドルを目指す主人公の東ゆう役には、新人ながら『逃げ上手の若君』の主人公・北条時行役に抜擢された結川あさき。ゆうがアイドルになるために仲間になっていく東西南北の美少女たちを羊宮妃那上田麗奈、相川遥花といった若き実力派キャストが務める。

 この度、工藤真司役に、2年連続の紅白歌合戦出場をはたした人気グローバルボーイズグループ・JO1の木全翔也、伊丹秀一役にお笑いコンビ・ウッチャンナンチャン内村光良が決定。あわせて、本予告と本ポスタービジュアル、木全のアフレコ映像が解禁された。

 アイドルになるために、東西南北の美少女と友達になることを目指す主人公の東ゆう。彼女が”西”の美少女・大河くるみを訪ねた時に出会ったのが、木全演じる工藤真司。カメラが好きな男子で、ゆうたちが成長していくうえで重要な役割を果たす。

 木全は「真司を演じてみて、人間的には(自分と)近しい感じがして、個人的にすごく共感できました」とコメントを寄せる。

 内村演じる伊丹秀一は、東西南北の美少女たちが参加するボランティアで、外国語通訳をしているおじいさんおじいさん役を演じるのは初めてという内村だが、「彼女(高山一実)が“乃木坂”でなかったら、生まれなかったであろう物語です。今度は皆さん、でっかいスクリーンで高山一実の世界観を堪能してください!」と高山が描いた世界観を絶賛している。

 解禁された本ポスターでは、主人公・東ゆうが空に向かって何かをつかむように手を伸ばす姿をメインに、「はじめてアイドルを見たとき思ったの。人間って光るんだって」というキャッチコピーが左右に配置されている。主人公のアイドルへの強い憧れが伝わってくるビジュアルだ。西、南、北の美少女たちとともに木全演じるシンジ、内村演じる伊丹も描かれており、本作の物語に期待が膨らむ。

 また、予告編では、アイドルになりたいと強く願うゆうが、自分の力で「東西南北の美少女を集めてアイドルグループを作る」という大きな計画を打ち立て、自ら動き叶えていく。一方で、ゆうが「わかってる、こんなヤツがアイドルになるべきじゃないってことくらい」と意味深な思いを吐露する場面もあり、一気に本作の世界に引き込まれる映像となっている。

 アニメ映画『トラペジウム』は、5月10日より全国公開。

※木全翔也(JO1)、内村光良のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■工藤真司役:木全翔也(JO1)

 今回、工藤真司役を演じさせて頂きました! JO1の木全翔也です!!

 真司を演じてみて、人間的には近しい感じがして、個人的にすごく共感できるキャラクターだと感じました! アニメーション映画の声を収録したのは、この作品が初めてだったのですごく緊張しましたが、その分、思い入れの強い人物です!

 この作品を通して勉強することもたくさんあり、楽しく成長させていただきました!! 小説も読んで演じてみたのですが、とても素晴らしい作品で、僕も完成が楽しみです! みなさんぜひ、楽しんで観てみてください!

■伊丹秀一役:内村光良

 『トラペジウム』は高山さんの人柄、家族愛、郷土愛、友情、そして少々の毒が絶妙にブレンドされた とても素敵な小説です。彼女が“乃木坂”でなかったら、生まれなかったであろう物語です。そんな作品が遂にアニメ化。今度は皆さん、でっかいスクリーンで高山一実の世界観を堪能してください! 

映画『トラペジウム』に出演する(左から)木全翔也(JO1)、内村光良 (C)2024「トラペジウム」製作委員会