真田広之が主演&プロデュースを務め、ハリウッドの制作陣が手掛けるディズニースプラス「スター」オリジナルドラマ「SHOGUN 将軍」(全10話/毎週火曜に配信※最終話4月23日[火]配信予定)の勢いが止まらない。3月12日に配信された第4話では、穂志もえか演じる女性“藤”の凛とした美しさに世界から注目が集まった。本日3月19日(火)公開となる第5話を前に、藤=穂志の魅力を紹介する。(以下、ネタバレを含みます)

【写真】美しい!幼い顔立ちだが“凛”とした佇まいの藤(穂志もえか)

■世界で高満足度 ハリウッド制作の時代劇

「SHOGUN 将軍」は、ジェームズ・クラベルのベストセラー小説を原作に、日本に漂着したイギリス人航海士ジョン・ブラックソーン(按針=コズモ・ジャーヴィス)の視点から戦国の陰謀と策略を描いた物語。「トップガン マーヴェリック」の原案を手掛けたエグゼクティブプロデューサーのジャスティンマークスに加え真田も制作陣に名を連ね、ハリウッド制作陣が本気で作り上げた戦国スペクタクルだ。映画批評サイト「Rotten Tomatoes」のレビュー評価で配信開始直後まで100%フレッシュを記録。その後も99%をキープ(3月18日時点)するなど、世界中から注目を集めている。

その第4話では、旗本に取り立てられ網代に移った按針ことブラックソーンが、虎永の大筒連隊に戦いのための訓練をしながら鞠子(アンナ・サワイ)と関係を深めていく様子が描かれた。

■子を失った藤に下された“むごい命令”

“旗本になったからには按針にも妻が必要だ”ということで白羽の矢が立ったのが、虎永の忠臣である戸田広松(西岡徳馬)の孫娘・藤だった。嫁ぎ先がお家取り潰しの憂き目に遭い、夫と幼い子を失った藤だが、外国人の正室に、などという命令を簡単には受け入れられない。「わが子の後を追わせてもらえぬばかりか、此度は蛮人に嫁げなどと!」と声を荒らげて抵抗した。

だが、そこは由緒ある武家の姫として育てられた藤。網代で按針との暮らしが始まると、絶望を顔に出すこともなく家を切り盛りし、按針と食事を共にし、きちんと正室としての務めを果たし始めた。

そんな中、“事件”が起こった。樫木藪重(浅野忠信)の甥で網代村を取り仕切る樫木央海(金井浩人)が按針に高圧的な態度を取ったため、按針が逆上。央海に銃口を向けたのだ。すぐ後ろでその成り行きを見ていた藤は「私に銃をお預けくださりませ」ときっぱり伝え、両手を差し出した。そして按針から銃を受け取ると、銃を取り上げようとした央海に対して銃を構え、「お引き取りくださりませ」と威嚇した。

■凛とした藤に世界からも熱視線

按針も驚いた藤の腹の据わった振る舞いに、視聴者からも興奮の声が殺到。SNSでは、日本語での「藤さまかっこよすぎて一気にファンになった!」「藤さまに惚れた」「意に染まない結婚でもきちんと妻として夫を守る、戦国時代の女って感じで痺れた!」「世の男性は4話の藤様にハートを撃ち落とされた」と言った声が続出したほか、穂志のアカウントには海外からとみられる英語や韓国語、中国語など外国語の称賛メッセージも多数。

“あなたはエピソード4のスターだ!”、“世界で最も美しい女性!”、“フジはこの原作の中で最も好きなキャラクター。あなたの演技も素晴らしい”、“ピストルを向けるシーンで恋に落ちた”といったメッセージが続々と寄せられた。

穂志自身も「I am sooo suprised that I've received a lot of the messages and reactions from a variety of countries since episode 4 was streamed!(エピソード4が配信されて、様々な国からたくさんのメッセージやリアクションをいただき驚いています)」と投稿するほどの反響。その様子がまた日本の「SHOGUN」ファンに驚きを持って受け止められ、「穂志もえかさん世界でブレイク!」「世界が恋に落ちた!」といった声も上がった。

虎永と石堂(平岳大)の微妙な勢力関係のはざまで、虎永の大筒隊に戦法を仕込み、周囲に受け入れられていく按針。だが第4話ラストでは虎永の息子・吉井長門(倉悠貴)が騒ぎを起こし、網代の人々が窮地に立たされる展開も…。

第5話は本日3月19日に配信される。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

西岡徳馬の「徳」は心の上に一本線が入るのが正式表記

誇り高い藤(穂志もえか)の表情 「SHOGUN 将軍」第4話より/(C)2024 Disney and its related entities Courtesy of FX Networks