愛媛県松山市(市長:野志克仁、以下「松山市」)と国内最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」( https://www.furusato-tax.jp/ )を企画・運営する、株式会社トラストバンク(本社:東京都品川区、代表取締役:川村憲一、以下「トラストバンク」)は、3月20日にトラストバンクが提供する、ふるさと納税制度を通じてクラウドファンディング型で寄付を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング(R)」(以下「GCF(R)」)で、坊っちゃん列車の運行継続を目的としたプロジェクトを開始します。募集期間は2024年3月20日6月17日で、目標寄付金額は2,500万円です。

GCF(R)で寄付を募る背景

「坊っちゃん列車」は、松山市で明治から昭和にかけて運行していた蒸気機関車をモデルにした列車です。この特徴的な名前は、夏目漱石の小説「坊っちやん」に登場したことに由来しています。明治の文豪・夏目漱石は、自身が教師として松山に赴任したときの様子を脚色して小説「坊っちやん」を執筆し、その中で、「マッチ箱のような汽車だ」と表現された当時の列車は、日本最古の軽便鉄道といわれています。また、現代の坊っちゃん列車は環境に配慮した設計になっており、石炭ではなくディーゼル燃料で走り、日本唯一ディーゼル燃料で走る路面列車です。

しかし、現在の坊っちゃん列車は、運転士の人員不足や運行赤字が要因で継続が危ぶまれています。坊っちゃん列車は、2001年に観光資源の一つとして復元し運行されてきましたが、坊っちゃん列車を運営する伊予鉄道は、運転士の人員不足や運行赤字が要因で2023年11月から運休しています。2024年3月20日から運行が再開されますが、持続可能な運行にはメンテナンス経費や車両の更新などの課題が残っています。

松山市は、第三次産業に従事する方の割合が高く、観光業が主要産業でコロナ禍前のにぎわいを取り戻しつつある中で、これからも坊っちゃん列車が運行し、城下を走る風景や懐かしい音色、手を振る車掌さん、車窓から覗く乗客の皆さんの笑顔などを未来に残していきたいと考えています。これからも坊っちゃん列車が運行を継続し、松山を訪れる方も松山に住む方も笑顔にし、関係人口も創出する地域活性化の一助とするため、今回GCF(R)で支援を募ります。

寄付金の使い道

坊っちゃん列車のメンテナンスなどの経費をはじめ、これからの運行継続のために活用します。

松山市 観光・国際交流課のコメント

「坊っちゃん列車は観光客の方から人気が高く、市民の愛着もある観光コンテンツです。ガバメントクラウドファンディング(R)を通じて、坊っちゃん列車の運行継続を支援し、松山市の観光産業の活性化を図りたいと考えています。」

使い道に共感しふるさと納税を利用して行うクラウドファンディング(R)

GCF(R)は、“使い道”から寄付を募るふるさと納税クラウドファンディングです。自治体は地域課題と解決策を広く発信し、共感を得ることで寄付を集めます。寄付者が地域課題を知るきっかけになるとともに、より具体的な寄付金の使い道を選択することができます。プロジェクトを応援する気持ちで寄付するため、地域に継続して関心を持つことにつながります。

地域のファンを創出し、地域の関係・交流人口を増やす効果も期待されます。

GCF(R)は、2013年9月にトラストバンクが提供した仕組みです。プロジェクト数や活用自治体数も年々増加しており、2023年7月時点で寄付総額147 億円を突破し、約2,100プロジェクトが実施されました。

ガバメントクラウドファンディング(R)およびGCF(R)は、株式会社トラストバンクの登録商標です

□■ プロジェクトの概要 ■□

◆プロジェクト名: 坊っちゃん列車を走らせようプロジェクト

◆寄付受付サイト: ふるさとチョイスガバメントクラウドファンディング(R)」(運営:株式会社トラストバンク

◆目標金額: 2,500万円

◆募集期間: 2024年3月20日~2024年6月17日(90日間)

◆寄付金の使い道: 坊っちゃん列車のメンテナンスなどの経費をはじめ、これからの運行継続のために活用

◆プロジェクトURL: https://www.furusato-tax.jp/gcf/2919

※ 寄付の受け付けは3月20日10時から開始します。

※ 募集期間は、延長の場合がございます。

愛媛県松山市https://www.city.matsuyama.ehime.jp/index.html

松山市瀬戸内海に面し、愛媛県のほぼ中央に位置する県庁所在地です。人口約50万人と県内人口の4割近くが集中し、四国で最大の人口を有する中核市で、温暖少雨の穏やかな気候です。松山城や道後温泉など、歴史ある観光施設を多数有しています。

ガバメントクラウドファンディング(R)(GCF(R))とは

2013年9月にトラストバンクが提供したクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み。自治体が

プロジェクトオーナーとなり、地域課題に対する具体的な解決策、必要な寄付金と使い道、寄付金を集める期間などを提示して広く資金を調達する。寄付者は自らの意思で寄付金の使い道を選ぶことができる。「2019年度グッドデザイン賞」を受賞。

※「ふるさとチョイス ガバメントクラウドファンディング(R)」サイト: https://www.furusato-tax.jp/gcf/

株式会社トラストバンクhttps://www.trustbank.co.jp/

ビジョンは「自立した持続可能な地域をつくる」。2012年4月に創業し、同年9月に国内初のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を開設。同サイトのお申し込み可能自治体は全国約95%となる1700自治体超(23年11月)、お礼の品数は55万点超(23年9月)の国内最大級のふるさと納税サイトに成長。18年11月東証プライム市場の株式会社チェンジ(現株式会社チェンジホールディングス)とグループ化し、パブリテック事業に参入。19年9月自治体向けビジネスチャット「LoGoチャット」、20年3月ノーコード電子申請ツール「LoGoフォーム」をリリース。23年10月には地域のめいぶつを販売するECサイト「めいぶつチョイス」を開始。そのほか、地域経済循環を促す地域通貨事業や、再生可能エネルギーの地産地消を進めるエネルギー事業も展開。※お申し込み可能自治体数No.1、お礼の品掲載数No.1(2023年9月時点、JMRO調べ)

配信元企業:株式会社トラストバンク

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