「はるか彼方の銀河系で…」という有名なナレーションを背景に流れる『スターウォーズ』のメインタイトルは、映画音楽史上もっとも有名な作品のひとつに違いない。この名曲をフルオーケストラによる生演奏で楽しむチャンス到来だ。

4月28日(日)に開催される、ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団による「名曲全集2024-2025(第196回)」の開幕公演に選ばれたのが、L.アンダーソンの「ピアノ協奏曲」と、ジョン・ウィリアムズの映画『スターウォーズ』のカップリングは楽しい限り。しかもA.ニューマンによる「20世紀フォクス・ファンファーレ」までが披露されるとなれば、これは映画ファンならずとも楽しめること請け合い。

スターウォーズ』においては、メインタイトルのほか、「アナキンのテーマ」「運命の戦い」「アクロス・ザ・スターズ」「英雄たちの戦い」などのほか、お約束の「帝国のテーマ」などなど、映画を彩る名旋律の数々がてんこ盛りだ。

アメリカンジャズの要素が取り入れられたL.アンダーソンの「ピアノ協奏曲」のソリストには田村響が起用され、心躍る開幕プログラムに華を添える。若きマエストロ太田弦との化学反応やいかに。若き才能の共演に期待したい。

ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団
名曲全集第196回

■チケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2338937

4月28日(日) 14:00開演
ミューザ川崎シンフォニーホール

指揮:太田 弦
ピアノ:田村 響
合唱:東響コーラス
管弦楽:東京交響楽団

(曲目)
L.アンダーソン:ピアノ協奏曲 ハ長調
A.ニューマン20世紀フォックス・ファンファーレ
J.ウィリアムズ:映画『スター・ウォーズ』から
 メイン・タイトル
アナキンのテーマ
 運命の闘い
アクロス・ザ・スターズ
 英雄たちの戦い
帝国のマーチ
 ヒア・ゼイ・カム
ハン・ソロレイア姫
ルークとレイア
 エンド・タイトル