熊本県は、震災や豪雨被災からの復興に向けて着実な歩みを進めている今、これまで以上に盛り上がっていく熊本のさまざまなコンテンツをアピールする「熊×熱(くまあつ)プロジェクト」を実施しており、“アツい熊本”をテーマにしたコンテンツを発信しております。
 本プロジェクトの一環として、熊本県の観光復興を支える人々のアツい想いを描いた特設サイト「KUMAMOTO Blue DIALOGUE」にて、「阿蘇篇」「人吉篇」の2本の特集記事を公開いたします。

特設サイトURL:https://kumamoto.guide/kumaatsu/bluedialogue/

 「KUMAMOTO Blue DIALOGUE」では、熊本地震や豪雨被災を乗り越え、“アツい”想いで観光復興に向けて前に進む人々のストーリーを公開。「熊本地震」の被害を受けた阿蘇エリア、「令和2年7月豪雨」の被害を受けた人吉エリアに、熊本にゆかりのあるアーティストが訪れ、それぞれの地域に住む熱い人との対話の中で、その土地の魅力を掘り下げます。

 「阿蘇篇」では、2016年4月の熊本地震から7年が経過し、2023年には熊本地震の記憶を伝える体験・展示型施設「熊本地震 震災ミュージアム KIOKU」がオープンしたほか、「南阿蘇鉄道」が全線運転再開し、阿蘇神社・楼門の復旧工事が完了するなど、日々復興が進んでいる阿蘇エリアを熊本市在住の画家 松永健志さんが復興のシンボルともいえる場所を巡り、復興に関わった人々の当時の率直な気持ちや現在の想いに触れる様子を描いています。復興に向けたアツい想いや、地元愛にあふれる人との対話を通して、スケッチブックに描かれる松永さんのイラストにも注目です。

 「人吉篇」では、実際に「令和2年7月豪雨」を経験した、球磨郡出身のシンガーソングライター タローキジウマさんが、人吉エリアの各地を巡ります。豪雨で2階まで浸水した人吉温泉の旅館の女将が語る営業再開への軌跡や、人吉観光のシンボルである「球磨川くだり」の船頭が未来に残したい地元の文化、建物ごと流失した店舗をアメリカから輸入したトレーラーハウスで蘇らせた「ドライブイン AJISATO」のストーリー、そして、水害直後から神社復興の先頭に立つ語り部との会話など、災害に直面するも、強く生きる熱い想いを持った人々の姿を綴ります。タローキジウマさんが、復興への想いに触れ、こころが“アツく”なる対話の旅の中で感じた想いを綴った歌詞も見どころです。

  • 阿蘇×画家 松永健志さん

熊本地震 震災ミュージアム KIOKU/統括ディレクター 久保尭之さん

 熊本地震の記憶を伝える体験・展示型施設「KIOKU」。統括ディレクターの久保尭之さんを訪ね、地震という災害の記憶と教訓について対話します。久保さんは、震災の経験を「つらかった」だけで終わらせず、語り継ぐことが、防災を含めた“生きる知恵”のバトンを未来につないでいくことになると語ります。

南阿蘇鉄道/営業主任兼運輸助役 山本英明さん

  7年3カ月という長い年月をかけて 「南阿蘇鉄道」が全線運転再開。地域の方の役に立てていることが、このうえなく嬉しいことだと南阿蘇鉄道の営業主任兼運輸助役である山本英明さんは語ります。

 全線運転再開を記念して誕生した漫画「ONE PIECE」とのコラボ列車「サニー号トレイン」は全国的な話題になりました。

■Minaaso マルデン/オーナーシェフ 増田一正さん

 「Minaaso マルデン」オーナーシェフである増田一正さんは、旧阿蘇大橋のたもとにあった店が被災した当時を「とても再開できるような状況ではなかった」と振り返ります。しかし、再開するには生まれ育った南阿蘇しかないと考え、キッチンカーでの営業期間を経て移転オープンさせました。

■阿蘇神社/「阿蘇復興 ちょうちん祭」実行委員長 山部雄作さん

 阿蘇のシンボルといえる阿蘇神社・楼門復旧に合わせて企画された「阿蘇ちょうちん祭」は、熊本市内外の個人・団体から寄付を募って復興の灯りを灯す新しい祭りです。実行委員長の山部雄作さんは、寄附者の名前が刻まれたおよそ900もの提灯が集まると、熱いパワーを感じると話しました。

【阿蘇篇】 URL:https://kumamoto.guide/kumaatsu/bluedialogue/aso/

  • 人吉×シンガーソングライター タローキジウマさん

■人吉温泉 しらさぎ荘/女将 高山多摩さん

 水害から約3年後の2023年4月に本格再開を果たした「しらさぎ荘」も、被災当時は豪雨の影響で2階まで浸水し、建物は全壊。女将の高山多摩さんは、お客様をお迎えできる毎日が奇跡なのかもしれないと語ります。

■HASSENBA/「球磨川くだり」運行管理課長 藤山和彦さん

 「球磨川くだり」運行管理課長の藤山和彦さんは、120年近い歴史をもち、人吉観光のシンボルとなっている「球磨川くだり」のある風景を残したいとい思いから、水害から1年後にはカフェやセレクトショップ、アクティビティを兼ね備えた複合施設「HASSENBA」を開業。人吉の新たなランドマークを誕生させました。

ドライブイン AJISATO/オーナー 瀬河克俊さん

 球磨村渡にあった「ドライブイン味里」は、豪雨により建物の地盤ごと流失。業態を大きく変えて軌道に乗った矢先の災害だったと、オーナーの瀬河克俊さんは語ります。瀬河さんは、自身も被災していながら、店の再開は後回しに、ボランティア活動を実施。水害後1週間が経つころから少しずつ新しい店づくりをすすめたことを明かしました。

■青井阿蘇神社/専務理事 立石芳利さん

 「青井の杜 外苑街づくり協会」専務理事の立石芳利さんは、人吉球磨の歴史のなかでも最大規模の水害だったと語り、当時のボランティア活動の経験から、今後の大規模災害支援団体「ひと・くま災害応援隊」を結成。水害が起きにくい土壌を作るべく、まちの子どもたちと一緒に森づくり活動も始める予定です。

【人吉篇】 URL: https://kumamoto.guide/kumaatsu/bluedialogue/hitoyoshi/

  • アーティスト プロフィール

阿蘇エリアトラベラー:画家 松永健志さん

 1985年生まれ、熊本市在住の画家。日常のあらゆるものが愛おしく感じられる作風が特徴。2018年熊日美術公募「描く力2018」グランプリ受賞。2021年に画集「WHITE」出版。2024年4月より南阿蘇村の白水郷アートプレイスにて個展開催。

人吉エリアトラベラー:シンガーソングライター タローキジウマさん

 球磨郡あさぎり町生まれ。2019年に「熊本県シンガーソングライターオーディション」でグランプリ獲得。シンガーソングライターの活動のほか、「変寺」という2ピースバンドにも所属。県内外のライブやイベントを精力的に行う。災害後にリリースしたドネーションアルバム「街」はその売上の全額を人吉球磨のミュージックシーン、カルチャーを支えてきた2店に寄付した。

  • 「熊×熱プロジェクト」について

  熊本県は、熊本地震や豪雨被災からの復興に向けての取り組みや、数多くの熊本県の魅力をより多くの方に知っていただくことを目的に、“アツい”をテーマに熊本県の魅力を全国へ発信する「熊×熱プロジェクト」を2023年より始動いたしました。

 本プロジェクトでは、「くまもと、アツすぎる。」をコンセプトに、県内のホットなニュースや、復興までの胸がアツくなる道のり、熊本でしか味わえないアツアツのグルメや心も体もアッたまる温泉などを発信し、熊本を熱く盛り上げる施策を展開します。

 今後も続々と”アツい”情報を解禁していきますので「熊×熱プロジェクト」にぜひご注目ください!

「熊×熱プロジェクト」特設サイト:https://kumamoto.guide/kumaatsu/

配信元企業:熊本県

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