今週、アリアナ・グランデの「we can’t be friends (wait for your love)」が米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で首位を獲得し、ニュー・アルバム『エターナルサンシャイン』がアルバム・チャート“Billboard 200”で1位に輝いた。

 アリアナは、現地時間2024年3月18日に投稿した心のこもったインスタグラムのメッセージで、同時に起きたこの偉業についてファンに感謝した。『エターナルサンシャイン』のリリース週からの瞬間をまとめた動画のキャプションで彼女は、「すごくたくさん投稿しているのはわかっています(これについては気まずい/とはいえこれからも続けて/感謝して/祝いたい!)」と綴り、「でも、心からお礼を言いたかったんです」と続けた。

 「we can’t be friends」のミュージック・ビデオ撮影時の映像や、今月初めに米TV番組『サタデー・ナイト・ライブ』に出演した際の場面をフィーチャーしたアリアナの動画には、このシングルがHot 100で初登場1位を獲得したことが記されている。また、Billboard 200での『エターナルサンシャイン』の初登場1位についても触れられている。

 また、「we can’t be friends」は米ビルボードのグローバル・チャート“Global 200"で首位デビューを果たしており、世界規模で今週のNo.1ソングとなっている。

 インスタの投稿でアリアナは、「今週感じていることを言葉にするのは不可能です。このアルバムは色々な理由で私にとって一番特別で、あまりにもたくさん(の思いが)込められています。これを共有することで、小さな感情から大きな感情までが再び開かれて、今週は色々な意味でエモーショナルな1週間でした。ですが、皆さんの圧倒的な愛情に満ちた反応は、私に嬉しい人間的なつながりと安らぎを感じさせてくれました」と綴っている。

 そして、「皆さんのことを言葉にできないくらい愛して感謝していますし、改めてありがとうと言いたくて。これまでと同じように、皆さんと一緒に成長できたことは私にとってこの上ない名誉です。前進し続けると約束し合いましょう!」と彼女は締めくくっている。

 アリアナの楽曲がHot 100で初登場1位を獲得したのはこの「we can’t be friends」が7曲目で、女性ではテイラー・スウィフトを抜いて最多記録となった。通算では9作目の首位獲得だ。『エターナルサンシャイン」は彼女にとって6作目となる全米No. 1アルバムで、ルミネートによると、3月14日に終わる週に全米で 227,000ユニットを売り上げた。

 今週、チャート史に名を刻んだのはアリアナだけではない。『エターナルサンシャイン』の「ordinary things」がHot 100で55位にチャートインした際、ノンナとしてクレジットされている彼女の98歳の祖母がチャート入りを果たした最高齢の人となった。

アリアナ・グランデ、楽曲とアルバムの全米1位獲得に反応「言葉にするのは不可能」