TSUTAYAのコワーキングスペース・シェラウンジは、仕事利用やカフェ利用などでなじみのある人も多いのではないだろうか。そのシェアラウンジと韓国の自動車メーカー「Hyundai(ヒョンデ)」との異色コラボの情報を入手し体験してきたので、その模様をお届け。

【写真】IONIQ 5の世界観が表現されたサブディスプレイ

今回のコラボでは、代官山 蔦屋書店 SHARE LOUNGE内に、ヒョンデの人気車種IONIQ 5(アイオニックファイブ)に搭載されているリラクゼーションコンフォートシートが設置された“Hyundai Space(ヒョンデスペース)”という新たなサービスが2024年3月1日より始まった。

ヒョンデの快適シートがシェアラウンジに登場

Hyundai Spaceは、シェアラウンジ利用者であれば誰でも使用することでき、ドロップイン利用のソフトドリンクプランであれば1時間1650円(1人)から利用可能。ラウンジ内では、フリードリンク、フリースナックのサービスが充実しており、快適空間で仕事も捗ること間違いなし。

シェアラウンジだけでも十分すぎるくらいの環境が整っているのだが、Hyundai Spaceを利用するとさらに充実した時間を過ごすことができそうだ。

ヒョンデが提供する新空間には、長時間座っていても疲れを感じさせないゼログラビティシートのほかに、ヒョンデの車両に採用されているフロントガラス投影型のヘッドアップディスプレイを模した55型透過有機ディスプレイが設置されており、自分のPCとつないでセカンドディスプレイとして利用できる。

シート横には、日本未上陸ながらもヒョンデ純正アクセサリーの冷蔵庫も置かれていた。中には、紙パックドリンクが入っており、フリードリンクエリアまで行かずにドリンクを手にできるのは、忙しいビジネスマンにとってありがたいサービスだ。

シート、ディスプレイ、アクセサリーとヒョンデの車内空間が忠実に再現されており、車好きのみならず多くの利用者の興味を引くはずだ。

■IONIQ 5車内がワークスペースに!?

さらに、実際の車内をブースとして利用できる“MOCEAN Room(モーシャンルーム)”という新サービスも紹介したい。

同施設内で導入されているヒョンデのオリジナルカーシェアリングサービスMOCEAN(モーシャン)で提供されているIONIQ 5の車内をSHARE LOUNGEのブースのひとつとして利用できるサービスだ。シェアラウンジ利用者であれば、追加料金はかからず、空きがあれば当日受付でも利用可能とのこと。

前席はリクライニング機能やシートの温度調整も可能で、ゆったりとリラックスしたいときに最適。後席は上質な車内空間に合わせたデスクを備え、集中して作業をしたいといったニーズに応え、Wi-Fiと電源(100Vコンセント、USB Type A,C)、冷暖房を完備している。オンライン会議で周りの音が気になるときや、ひとりの空間で集中したいときに利用してみるのもよいだろう。

また、Hyundai SpaceおよびMOCEAN Roomの利用時間に応じて、森林保全団体 一般社団法人 more treesへ寄付する取り組みも行われている。ヒョンデとしてサステナブルな環境づくりを目指しているとのことなので、利用者にはぜひ積極的に使用してもらいたい。

代官山 蔦屋書店に登場したHyundai Space