バスで爆発事故に遭ったゲームデザイナーの肖鶴雲(シアオ・ホーユン)と女子大学生の李詩情(リー・シーチン)がタイムループし、犯人を突き止めようと奔走するミステリーサスペンス中国ドラマ「開端(かいたん)-RESET-」が、CS衛星劇場にて3月24日(日)から放送される。人気急上昇中の若手イケメン俳優バイ・ジンティンや、注目を集める女優チャオ・ジンマイの豪華W主演も話題になった。2024年3月からCS衛星劇場にて日本初放送が決まった同ドラマの魅力に迫る。
■バス爆発事件から始まる無限ループの真相に迫る本格SFサスペンス
「開端-RESET-」は祈祷君の同名小説が原作の推理ドラマ。2022年1月に中国で配信されたところ、テンセントプラットフォーム再生回数20億回超え、各話平均再生回数1.3億回超え、中国のドラマ評価サイト「豆弁」では評価8.2(2024年1月時点では7.9)を獲得するなど、大きな話題に。
制作は「琅や榜(ろうやぼう)～麒麟の才子、風雲起こす～ 」の正午陽光が担い、「卿卿(きょうきょう)日常～宮廷を彩る幸せレシピ～」のバイ・ジンティン(白敬亭)と、「流転の地球」のチャオ・ジンマイ(趙今麦)がW主演を果たす。
物語はチャオ・ジンマイ演じる大学生リー・シーチンが夢から目覚めるシーンで始まる。バスのなかで乗車中のバスが爆発するという悪夢に飛び起きたリー・シーチン。ほっとしたのもつかの間、その後に夢と同じシチュエーションでバスの爆発事故に巻き込まれてしまう。しかしバス爆発が起きた直後、意識は夢から覚めたように爆発数分前のバス車内に戻っていた。
何度目かのタイムループで乗客の1人だったバイ・ジンティン演じるシアオ・ホーユンを痴漢呼ばわりし、強引に彼を引き連れて降車に成功。だがそれでもバスが2人を巻き込む形で爆発し、次に目覚めたときには再び事故前のバスのなかへ引き戻されていた。だがそこで変化が生じる。一緒にバスを降りたシアオ・ホーユンも、“ループ”に巻き込まれていたのだ。
爆発の状況や戻る時間は毎回少しずつ変わるものの、バス爆発は何度もタイムループする。2人だけが陥ったループのなかで、真相を求め奔走するミステリーサスペンス。一体なぜ爆発が起きるのか、爆発を防ぐことはできるのか。そしてループ脱出の鍵は何なのか。2人は謎を解き明かすことを目指し、未来へ進むために動き出す。
ストーリー性はもちろんのこと、主人公2人の飾らないキャラクターも見どころの1つ。チャオ・ジンマイやバイ・ジンティンといった話題性抜群な2人のほか、劉奕君、劉濤、黄覚らベテラン勢が脇を固める。
■バイ・ジンティン×チャオ・ジンマイが作り出すクセになる世界観
同ドラマの魅力はその独特なストーリーだけではない。「卿卿(きょうきょう)日常～宮廷を彩る幸せレシピ～」での主演の印象が新しい、人気急上昇の若手イケメン俳優バイ・ジンティンや、興行収入46億人民元を超えた「流転の地球」で初映画主演を果たしたチャオ・ジンマイの今をときめく2人による名演も見逃せない。
バイ・ジンティンは北京出身の俳優で、幼い頃はピアノやスポーツ活動を熱心におこなっていたが、2014年にドラマ「匆匆那年(原題)」に出演したことをきっかけに、俳優として芸能界デビュー。2015年「ときめき 旋風ガール」、2018年「鳳凰の飛翔」などのドラマに出演するなど、今では何度もソウル国際テレビ祭で最優秀男優賞にノミネートされるほどの人気俳優へと成長した。
2021年の「キミだけのヒーローになりたい」に出演を果たし、その人気はさらに上昇。2023年末におこなわれたweiboユーザーによる投票イベントでは「人気俳優TOP10」にランクインするほど強固な人気を獲得している。
一方、チャオ・ジンマイは小学校時代に特撮ドラマ「巴拉拉小魔仙」でテレビデビューし、幼い頃から芸能活動に携わっている。2016年のテレビドラマ「小別離(原題)」、さらに2018年に漫画を原作とした映画「兄に付ける薬はない！」に出演したことで広く名が知られるようになった。
2019年映画「流転の地球」で映画初主演を果たしてからヒット作が続き、いま最も注目される若手女優の1人として名を挙げられることも多い。「開端-RESET-」は、この2人が作り出す世界観や、ループを繰り返す中で芽生える愛情と成長など、クセになる面白さがたっぷり詰まっている。
次々と襲い掛かる緊張感の連続と、出口の見えないミステリーがクセになる本格SFサスペンスドラマ「開端-RESET-」。危機に立ち向かうなかで生まれる主人公2人の関係性はもちろん、偶然乗り合わせた乗客たちの人間ドラマも丁寧に描く、人間ドラマも見どころの作品だ。
2022年1月に中国で放送されるなり話題になったドラマ「開端-RESET-」は、CS衛星劇場で3月24日(日)夜11時5分からスタートする。
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