定性及び定量データ、ビジュアルデータやAIを活用してお客様のビジネス成果を推進・支援する統合プラットフォームをSaaSとして提供するPendoは2024年3月5日(米国時間)、同年1月31日に終了した2023会計年度の決算を発表しました。主な成果は年間経常収益(ARR)2億ドルの達成、四半期において初のキャッシュフローのプラス、記録的な数の新プロダクトの発表、400社を超える新規顧客の獲得が挙げられます。現在、フォーチュン500企業の内75社と、米国における時価総額上位100社の株式公開をしているソフトウェア企業の約半数がPendoの顧客です。Pendoの顧客数は約12,000社で、毎月およそ8億人のエンドユーザーに対して優れたソフトウェア体験を提供しています。


Pendoの CEO兼共同創設者であるTodd Olsonは次のように述べています。

「およそデジタル化できるものは、すでにデジタル化され尽くしたと言えるでしょう。そして次には、あらゆるアプリケーションのAI化が進むと考えられます。Pendoは、この大規模な技術的転換に対処できるようプロダクトリーダーやアプリケーションオーナーを支援し、ユーザーに最高のデジタル体験を提供するために最適なプラットフォームを提供しています。2023年は、お客様のビジネスインパクトを促進するため、プラットフォームのあらゆる部分をAIと自動化によって強化した、記念すべきイノベーションの年でした」

2023年度のハイライト


収益と顧客の増加:

当会計年度におけるPendoの成長の原動力となったのは、既存顧客の拡大、新たな国際ビジネス、およびプラットフォームのアップグレードに紐付く3つの新製品の売上でした。また、年間契約額が10万ドルを超える顧客ベースは20%拡大し、売上額が100万ドル以上の顧客数はほぼ倍増しました。2023年度下半期に追加された新規顧客にはRobert Bosch LLCとMatillion、KDDI株式会社などが挙げられます。また同期間にPendoとの関係を拡大した顧客は、シーメンス系列企業であるBrightlyをはじめ、Motive、JobAdder、Penn Foster Group、弥生株式会社です。


プロダクト:

Pendoは、Pendo Oneと呼ばれる統合型の顧客体験プラットフォームを発表しました。Pendo One は、企業が顧客と従業員の両方にまたがるあらゆるユーザーに対し、より良いデジタル体験を提供できるように設計されています。Pendo Oneプラットフォーム上に構築された新製品には、以下が含まれます。

Session Replay: ユーザーがアプリケーションに対してどう反応し、操作したのかを理解するための動画再生ソリューションです。プライバシーも最優先事項として配慮されています。

● Data Sync: Pendo から任意のクラウド ストレージへ、プロダクト利用状況データのエクスポートが容易に行えます。これによりチームは、プロダクトデータを他のビジネスデータとともに分析して、自信を持ってデータに基づいた意思決定を行うことができます。

Pendo AI: このAIを活用した製品群は、プロダクト発見の加速、プロダクト主導の成長の促進、パーソナライズされたアプリ内体験の大規模な自動化など、企業のポテンシャルを10 倍以上に加速することを支援します。新機能には、ワンクリックのアプリ内ガイド、定性的なユーザーフィードバックの即時要約、ワークフローの改善方法に関する推奨事項、自動機能のフィーチャーのタグ付けが含まれており、ユーザーが Pendo を迅速に使い始めるために役立ちます。

● HubSpotインテグレーション: PendoとHubSpotの両方におけるプロダクトの利用状況と顧客エンゲージメントを総合的に把握することで、顧客は自社の技術スタック全体から得たインサイトに基づいて行動し、顧客エンゲージメント、満足度、維持率を向上させることが可能になります。

コミュニティ:

米国ノースカロライナ州ローリーで開催された Pendo の第 7 回の年次イベントである「Pendomonium」には、記録的な1,300 人ものプロダクトおよびデジタルリーダーが参加し、AI 時代におけるプロダクトの役割を探りました。さらに 3,000人のプロダクト関係者が、サンフランシスコロンドンで開催されたMind the Productの主力イベントに参加しました。Mind the ProductのミートアップイベントであるProductTankは年間で150 以上開催され、プロダクトの勉強とネットワーキングを目的とした100,000人を超えるプロダクト関係者が集まりました。PendoとMind the Productはまた、AI に関する洞察、展望、ハウツーをまとめたAIナレッジハブも立ち上げ、プロダクトリーダーやアプリ開発者がAIテクノロジーを理解し活用できるように支援しています。


プロダクト主導型リーダーシップ:

プロダクト主導型認定コースの成功を踏まえPendo は、プロダクト分析、プロダクトマネジメントの基礎、プロダクトマネジメント向けのAI活用に関するカバーする3 つの認定コースを開始しました。145,000人以上がこれらのコースに登録しています。 Pendoはまた、独自のプロダクト主導の成長イニシアチブの一環としてPendo Freeに、ロードマップ作成機能および、アプリ内でNPS (ネットプロモータースコア) 調査を提供する機能を追加しました。ユーザーエクスペリエンスも併せて簡素化されています。現在約9,000社がPendo Freeユーザーとなっています。


グローバル展開:

PendoのEMEA 地域での収益は、Pendo全体のARRの15%に近接しています。一方、日本での収益は前年比で約80%増加しました。日本での成長を加速するため、日本のカントリーマネージャーとして花尾和成を任命し、日本に新しいデータセンターを設置しました。


受賞歴:

Pendoは2023会計年度中に13の賞を受賞しました。第4四半期にはPendoは5年連続で Deloitte Technology Fast 500に選出されました。また、Triangle Business JournalのFast 50で第3位となり、毎年開催されるノースカロライナ州NC Tech Awardsでは、Great Tech Place to Work(働きやすいテック企業)として認められました。


■Pendoについて

Pendoは、「ソフトウェアで世界のプロダクト体験を向上する」をミッションに掲げ、ユーザーの期待にソフトウェアを近づけるためのプロダクトプラットフォームを提供しています。

2013年にノースカロライナ州ローリーに設立されたPendoは、あらゆる規模の企業にプロダクト主導で収益を促進し、より効率的なプロセスを作成し、従業員に権限を与える能力を提供します。 Pendoの顧客には、Verizon、Morgan Stanley、LabCorp、OpenTable、Okta、Salesforce、Zendesk などの世界の大手企業が含まれます。

2020年11月1日に、Pendo.io Japan株式会社として日本法人を設立。

                

公式ホームページ:https://jp.pendo.io/about

Pendoの導入事例詳細:https://jp.pendo.io/customers/

配信元企業:Pendo.io, Inc.

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