BiSHの元メンバー、セントチヒロ・チッチとして活動していた加藤千尋が、4月2日スタートのドラマ『肝臓を奪われた妻』(日本テレビ系/毎週火曜24時24分)への出演が決定した。伊原六花演じる主人公の妹役を演じる。

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 同名漫画を実写化する本作は、肝臓を奪われ、夫にも裏切られた主人公の復讐劇を描く。貧乏だが真面目に正直に、幸せに育ったヒロイン。理想の人と結ばれ、幸せな結婚生活を送るはずだった…。しかし、愛する夫の隠された本当の目的は、“妻の肝臓を病気の母に提供させる”ことだった―。

 夫に裏切られ、肝臓を奪われた悲劇の主人公・北山優香を演じる伊原六花、シングルマザーとして健気に働く優香に惹かれ、次第に支えたいと思うようになる心優しい男、小栗健役を演じる戸塚純貴。母の肝臓移植のために優香に「幸せな結婚」を持ちかけ、手術後は、離婚を強いて突き放した冷酷な元夫、中村光星役を演じる桐山漣に続き、中村光星の妹、弘子役に今回が連続ドラマ初出演となる加藤千尋が決定。

 2015年より"楽器を持たないパンクバンド”BiSHのメンバー、セントチヒロ・チッチとして活動。2023年6月にグループ解散後、同年8月に「加藤千尋」名義で女優としての活動を開始し、CX『ほんとにあった怖い話』、舞台『雷に7回撃たれても』、映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(吹き替え版声優)など俳優としても才能を発揮している。また音楽活動としては2022年8月より「CENT」名義でソロプロジェクトを開始、2023年には全国ツアーも行った。

 加藤演じる中村弘子は、主人公・優香の復讐相手、中村光星の妹で、我が強く、激しい感情の持ち主。兄・光星の威を借り、わがままし放題。井川グループの御曹司、井川賢三と玉の輿狙いで付き合っているが、実は本当に惚れている? というかわいらしい一面も。そんな物語に独特のスパイスを振りかけてくれるエネルギッシュなキャラクター中村弘子に、主人公優香はどのように復讐を遂げていくのか。果たして弘子は何を”奪われる”のか。加藤千尋の鬼気迫る演技に注目だ。

 出演について加藤は「脚本をいただいた時"肝臓を奪われた妻"という衝撃的なタイトルに読むのがわくわくしました。火曜ドラマDEEPが新しく始まる大切な瞬間に私としても初めて連ドラ出演する機会をいただき、とても嬉しく思います」と喜びを語った。

 ドラマDEEP『肝臓を奪われた妻』は、日本テレビ系にて4月2日より毎週火曜24時24分放送。

※加藤千尋からのコメント全文は以下の通り。

■加藤千尋 コメント全文

脚本をいただいた時"肝臓を奪われた妻"という衝撃的なタイトルに読むのがわくわくしました。火曜ドラマDEEPが新しく始まる大切な瞬間に私としても初めて連ドラ出演する機会をいただき、とても嬉しく思います。
強がりでわがままだけどどこか不器用な弘子は強烈な中村家の中で人生にもがきながらも、素直に誰よりも人間臭く生きる女の子だなと感じます。エネルギー溢れる彼女のパワーに負けないよう私も精一杯挑戦していきたいです。

優香の復讐劇の中で弘子自身がどんな変化をしてゆくのか、キャラクターそれぞれの想いや交差する人間関係がどんな結末にたどり着くのか私自身ゾクゾクします。ぜひお楽しみしてくださいませ。

ドラマ『肝臓を奪われた妻』に出演する加藤千尋