監督・出演者・テーマなど様々な角度から作品にスポットを当て、古き良き昭和の日本映画をフィルムで上映する、本の街の名画座・神保町シアター。

3月23日(土) からは、テレビドラマ草創期を支えた山田太一と木下惠介、そして、伝説のエンターテイナー・エノケン、2つの特集上映でお楽しみいただきます。

今回取り上げる二人、昨年11月に89歳で亡くなった脚本家・山田太一(1934-2023)と、松竹大船を代表する巨匠監督・木下惠介(1912-1998)。テレビ界での活躍が知られる山田ですが、実は大学卒業後は松竹大船撮影所に就職し、木下の助監督としてそのキャリアをスタートさせました。その後、二人は同時期に松竹を去り、テレビ界に進出。二人で組んだ「木下恵介アワー」シリーズをきっかけに、山田はテレビドラマの脚本家として大成していったのです。

今回は、この二人の師弟関係を、関わった映画作品を手掛かりにして紐解いていく意欲的な特集です。ぜひスクリーンでお確かめください。

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《特集上映》

映画で辿る──

山田太一と木下惠介

 ──テレビドラマ草創期を支えた師弟二人

2024年3月23日(土) ~ 4月19日(金)

神保町シアター

千代田区神田神保町1-23 TEL.03-5281-5132

入場料金=一般1300円、シニア1100円、学生900円

4月9日(火)は、設備点検のため休館します

同時開催:特集上映「昭和の喜劇王・エノケン生誕120年祭」

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神保町シアター ホームページ

http://jinbocho-theater.jp/

「山田太一と木下惠介」特集上映ページはこちら

https://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/program/yk.html

同、作品紹介詳細ページはこちら

https://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/program/yk_list.html#movie01

【おもな上映作品】 

明日はいっぱいの果実

昭和35(1960)年 監督・脚本=斉藤正夫 脚本=山田太一

出演=鰐淵晴子、三上真一郎、杉浦直樹

キネマの天地

昭和61(1986)年 監督=山田洋次 脚本=山田太一ほか

出演=中井貴一、有森也実、渥美清

少年時代

平成2(1990)年 監督=篠田正浩 脚本=山田太一

出演=藤田哲也岩下志麻細川俊之

惜春鳥

昭和34(1959)年 監督=木下惠介

出演=津川雅彦、川津祐介、小坂一也

あこがれ

昭和41(1966)年 監督=恩地日出夫 原作=木下惠介 脚本=山田太一

出演=内藤洋子、新珠三千代、田村亮

藍より青く

昭和48(1973)年 監督=森崎東 原作=山田太一

出演=松坂慶子、大和田伸也、佐野浅夫

この子を残して

昭和58(1983)年 監督=木下惠介 脚本=木下惠介山田太一

出演=加藤剛、十朱幸代、大竹しのぶ

異人たちとの夏

昭和63(1988)年 監督=大林宣彦 原作=山田太一

出演=風間杜夫、片岡鶴太郎、秋吉久美子

ほか、全12作品

◎全上映作品、および上映スケジュール等は、劇場ホームページでご確認ください。

同時特集上映「昭和の喜劇王──エノケン生誕120年祭」についてはこちら

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002526.000013640.html

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