ジャッキー・チェン最新作「龍馬精神(原題)」が、「ライド・オン」の邦題で5月31日に全国公開されることが決定した。あわせて、本ポスターと本予告(https://youtu.be/COZNzjACGcQ)が披露された。

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燃えよドラゴン」と初主演作「タイガー・プロジェクト ドラゴンへの道序章」から50年、"世界のアクションレジェンド"としてエンタテインメント界を牽引してきたジャッキー・チェン。本作は、70歳を迎える節目の年となるメモリアルイヤーに人生の集大成として挑んだ50周年記念アクション超大作となり、中国で2023年4月に公開されると公開2週目で1位、興行収入は1.5億元(約30億円)を超える大ヒットを記録した。

ジャッキー・チェンが演じるのは、かつて香港映画界伝説のスタントマンと言われたルオ・ジーロン。今は第一線を退き、愛馬チートゥとともにエキストラなどの地味な仕事をこなしながら生活している。しかし、債務トラブルをきっかけに、チートゥが競売にかけられる危機に瀕し、借金取りに追われることになる。ルオは疎遠になっていた一人娘で法学部の学生のシャオバオ(リウ・ハオツン)に助けを求める。

そんなルオに「愛馬と映画を撮ろう」という話が舞い込む。再びスタントマンとしてオファーを受けたルオは、愛馬とともに危険なスタントシーンに挑戦。昔ながらの体を張った危険なスタントに入れ込む父の姿が、娘の目にはどう映るのか。愛する娘と愛馬のため、再起をかけた男の物語が描かれる。

ジャッキー・チェンがベテランスタントマンを演じるのは、意外にも今作が初めて。劇中には、「ポリス・ストーリー 香港国際警察」をはじめ、これまでジャッキーが演じてきた膨大な作品から、命懸けのアクションシーンやスタントシーンが使用されているほか、一対多のハイスピードなアクションや、馬との連携アクションなども披露する。

これまでほぼ全てのジャッキー・チェン出演作の吹き替えを担当してきた石丸博也は2023年3月末をもって声優業引退を発表したが、本作のために限定復活することが決定。レジェンド吹替版として、TVで親しんだイメージのまま劇場で楽しむことができる。

「ライド・オン」は5月31日全国公開。ムビチケカードは3月22日より発売され、特典として「プロジェクトA」ほかジャッキー・チェン主演作の場面カットをふんだんに使用した"集大成龍カード"が数量限定で配布される。

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