レアル・マドリードに所属するベルギー代表GKティボー・クルトワが再び負傷してしまったようだ。19日、クラブ公式サイトが伝えている。

 現在31歳のクルトワは今シーズン開幕前に左ひざ前十字じん帯を断裂する重傷を負い、長期離脱を強いられ、ここまで欠場が続いている。それでも、先月末から一部トレーニングに復帰を果たすなど、戦列復帰には近づいており、4月9日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグのマンチェスター・シティ戦で復帰する可能性も浮上していた。

 しかし、今回の発表によると、クルトワは19日に行われたトレーニング中に再び負傷してしまい、検査の結果、右ひざの内側半月板断裂と診断されたという。

 なお、離脱期間などは明らかになっていないものの、大手メディア『ESPN』によると、4〜6週間離脱する見込みとなっているが、リスクを冒さないためにも今シーズン中に同選手がプレーする可能性は低いことも伝えている。

 再び負傷したことが発覚したクルトワは自身の公式インスタグラムを更新。「メッセージをくれた皆、ありがとう。ケガは悲しいことだが、ほんの小さな挫折に過ぎず、これが僕をさらに強くしてくれると思う。皆のサポートを感じることでよりうまく乗り越えられると思う」と心境を綴っている。

再び負傷したことが判明したGKクルトワ [写真]=Getty Images