●『スターバックス』の新作「キャラメリーミルクコーヒーフラペチーノ」「ピンクフルーツチアアップ」を飲んでみた
美味しいコーヒーと種類豊富なビバレッジ、充実のフードメニューが好評を博している人気カフェチェーン『スターバックス』では、3月13日より期間限定にて新作ビバレッジ「キャラメリー ミルクコーヒー フラペチーノ」と「ピンクフルーツ チアアップ」の2品を販売しています。
今春のコンセプト「GO Beyond」を表現した今回のビバレッジ。「キャラメリー～」は昨年春に発売して大人気だった「クリーミー＆スイートミルクコーヒー」をフラペチーノへと変化させた一品。そしてもう一方の「ピンクフルーツ～」は、柑橘系テイストのジュースをベースに、アセロラやピンクグレープフルーツなどのピンクフルーツ果汁を使ったジェリーをミックス。鮮やかなピンクカラーと食感の楽しさを味わえる一杯に仕上げられています。
チョコ尽くしだったバレンタイン仕様から一転、コーヒーとフルーツジュースをメインに据えた新作ビバレッジ。果たしてどんなテイストなのか、実飲にて詳しくチェックしてみます！
「キャラメリー ミルクコーヒー フラペチーノ」
まずは「キャラメリー ミルクコーヒー フラペチーノ」。トッピングのホイップには、コーヒーがブレンドされており、薄っすらと茶色の色味になっています。コーヒーの風味とミルキーなコクで、しっかりと甘味も感じられます。ホイップの下には、お馴染みの細かい氷粒の層とミルクコーヒーの味わいを感じられます。ほんのり苦味を纏っているのは、エスプレッソショットの香りを付けたバタースコッチソースかな？ ミルキーさとコク、控え目な甘さもあります。
ストローを底まで一気に挿し入れ、飲んでみると強烈な甘さが！ フレッシュクリームの濃密なコクとホワイトチョコレート風味のシロップが、穏やかで大人感のあるテイストを甘い”スタバのフラペチーノ”へと引き戻してくれます。最後は、全体を混ぜてから飲んでみることに。ストローを使ってカップの底からホイップまでを返すように混ぜて、改めてストローで飲んでみると、ホイップ、ミルクコーヒー、シロップ、強さの異なる甘味がひとつになることで、シロップの甘さが抑えられコーヒーの風味と深みのある豊かなコク、そして適度な甘みがとっても美味です！
「ピンクフルーツ チアアップ」
もう一品の「ピンクフルーツ チアアップ」は、濃い目のピンクと華やかな香りが特徴。お店で受け取った際は表面に泡の厚い層ができていましたが、持ち帰るまでの10分弱の間にほとんどが消えてしまい少し残念な気持ちになりましたが、改めてテイストをチェック。ジュースはいわゆるアセロラドリンク系のさっぱりとした味わいで、柑橘系の甘酸っぱさはかなり控え目。単調に感じることがないのは、グリーンコーヒーから抽出したカフェイン、カカオから抽出したポリフェノール（カカオフラバノール）、ハイビスカス、7種の果汁（アセロラ・ピンクフルーツ・クランベリー・アップル・ホワイトグレープ・レモン・ローズヒップ）と、いろんな要素がブレンドされているおかげなんだろうと容易に想像が付きます。
そして気になるジェリーは、受け取りの際に店員さんから「大きいのが入ってます」と軽く説明されていたのを踏まえ、スプーンですくってみることに。すると、5～6cmはありそうな、大きなジェリーの塊が入ってました。ジュースと同じ系統で、その味わいはさっぱり＆フルーティー。ストローでトントントンとジェリーを崩してから吸い上げると、香りと甘酸っぱいジュースの合間にプニプニの食感が加わって絶妙なアクセントに。ああ、これは女性だけでなくスイーツ好きなおじさん（＝筆者）も大好きな味わいです（笑）。
まとめ
チョコレート（カカオ）の濃密さとほろ苦さとはまた違うミルクコーヒーメインのビバレッジと、ここ最近ではなかったすっきりさっぱりフルーツ系のビバレッジ。テイストの傾向が大きく変わったこともあり、どちらも非常に美味しくいただくことができました。とくに後者の「ピンクフルーツ チアアップ」は、強すぎない酸味と甘さ、口当たりの軽さ、そしてジェリーの食感も相まって、意識して抑えたことで何とか一気に飲み干さずに済んだほど。夏シーズンに再登場してほしいなあと思わせる味わいでした。
両ビバレッジとも販売は4月9日までということで、スケジュール的には比較的余裕アリ。『スターバックス』に寄られた際はぜひオーダーして、美味しいひと時を楽しんでみてはいかがでしょうか。
（撮影・文◎河西まさあき）
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