いよいよ幕を開けるMLB新シーズンは今季も日本人プレーヤーの活躍が大きな楽しみの1つだ。特に、ドジャースの山本由伸、カブスの
今永昇太はルーキーながらも、それぞれのチームの先発陣を支える存在として注目を集めている。
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もちろん、開幕マウンドに登るパドレスのダルビッシュ有や、昨季キャリアハイを記録したブルージェイズの菊池雄星なども、スターターとしてさらに高い実績を残すことが期待されている。
新シーズンが目前となった現地時間3月18日(日本時間19日)、米メディア『YARDBARKER』では、全30球団の先発ローテーションをランク付けする特集記事を配信した。その中では、各球団の日本人先発投手の名前も挙げられており、いずれもチームの主戦投手に位置付けられている。
同メディアが1位として紹介しているのはやはり、ドジャースだ。「ドジャースのローテーションは2024年におそらく球界で最高の、そして最も層が厚いローテーションとして刷新される」と見通しており、「ヨシノブ・ヤマモトとタイラー・グラスノーは正真正銘のエースだが、若いボビー・ミラーとエメット・シーハンは将来その方向に進む可能性がある」など、現段階での中心投手として日本人右腕を評している。
さらに、菊池所属のブルージェイズが4位につけており、「エースのケビン・ゴーズマンを筆頭に、ホセ・ベリオス、クリス・バシット、ユウセイ・キクチという信頼できるトップ4がいる」と綴っている。
12位にはカブスが入った。同メディアは「マーカス・ストローマンがいなくなったが、ショウタ・イマナガの加入と、トッププロスペクトの登場で今季のカブスのローテーションはより幅広くなりそうだ」として、やはり日本人ルーキーに、高い期待を寄せている。
他にも15位に前田健太所属のタイガースがランクイン。「デトロイトのローテーションは昨シーズン防御率16位に終わったが、ファンが強気になる理由はある」と記し、タリク・スクーバル、マット・マニングといった昨季までの主力投手の活躍を見込みながら、新加入の前田にも、「健康であればキャリアで効果的な投球を見せている」とこれまでのパフォーマンスを振り返っている。
また一足早く開幕を迎えるパドレスは18位に位置しており、こちらは苦戦を予想。同メディアは「サイ・ヤング賞を受賞したブレイク・スネルと、ブレイクしたセス・ルーゴを失ったのはサンディエゴにとって痛手だが、ジョー・マスグローブとユウ・ダルビッシュがケガに悩まされたシーズンから立ち直ることができれば、わずかに相殺できるだろう」と見通している。
右肩の張りで開幕が絶望となった千賀滉大のメッツは、ランキング下位となる24位に。昨季からの主力投手放出に加え、「センガの故障でさらに打撃を受けた」とやはり厳しい戦いになると予想している。
さまざまな予想、評価が綴られている中で、やはり日本人投手の働きがチームの浮沈に関わってくることは間違いないようだ。2024シーズンも開幕からサムライたちがどんなピッチングをみせるか、大いに楽しみだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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