ノッティンガム・フォレストのブラジル人DFムリージョ(21)に対して、複数クラブが関心を示しているようだ。

母国クラブのコリンチャンスでプロデビューを果たしたムリージョは、昨夏の移籍市場でフォレストに加入。欧州リーグ初挑戦ながら瞬く間に主力センターバックへ定着すると、ここまでプレミアリーグで23試合に出場している。

184cmと高さはそこまでないものの、スピードと確かな技術を兼ね備えたセンターバックとして高い評価を受けるムリージョ。イギリスデイリー・メール』によると、リバプールアーセナルチェルシーニューカッスルなどプレミアリーグのクラブに加えて、パリ・サンジェルマンバルセロナも今夏の獲得に関心を示しているようだ。

フォレストは昨夏に移籍金1500万ポンド(約28億9000万円)で獲得したばかりのセンターバックを死守したい構えだが、今シーズンは収益性と持続可能性に関するプレミアリーグの規則(PSR)に違反したことで、勝ち点4のはく奪処分が決定。これにより、降格圏の18位に転落となっている。

仮にプレミアリーグ残留を果たしたとしても、これ以上の損失を出さない立ち回りが重要になるのは確実。多額の移籍金をオファーされた場合には、ムリージョの売却に応じざるを得なくなる可能性もある。