バイエルンカナダ代表DFアルフォンソ・デイビス(23)に決断を迫っている。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じた。

バイエルンと2025年6月までの契約を結ぶなか、左サイドバックを探すレアル・マドリーからの関心が取り沙汰されている快足DFデイビス。バイエルンは契約延長を図っているが、金銭面の条件で大きな開きがあるとみられている。

バイエルン2029年6月まで、年俸総額1300万〜1400万ユーロ(21億4000万〜23億1000万円)のオファーを提示。デイビス側は約2000万ユーロ(約32億9000万円)を要求しているようだが、バイエルンにさらなる増額の意志はなく、これが最後のオファーになるという。

バイエルンのスポーツ部門の取締役を務めるマックス・エバール氏は『シュポルト・ビルト』のインタビューに応じ、デイビスとの交渉に言及。回答を待っている状況にあるようだ。

「私が言えるのはアルフォンソに非常に具体的かつ、好意的なオファーを出したということだ。人生のどこかの時点で、イエスかノーを言わなければならない」

また、スペインではデイビスがすでにマドリーと個人合意に達したという報道も流れているが、エバール氏は「レアル・マドリーから連絡は来ていない」とコメント。しかし、デイビス側がバイエルンからの延長オファーを拒否すれば、クラブ間でも交渉が始まるはずだ。