JAF(一般社団法人日本自動車連盟)富山支部(支部長 笹山泰治)は、タイヤ関連のトラブルが増加していることから、富山県内のドライバーに対して注意喚起を促すため、実施したロードサービスの結果に基づいて救援要請内容の構成比を公開します。

当支部が2022年度(2022年4月1日~2023年3月31日)に実施したロードサービスの結果から、タイヤ関連のトラブル(タイヤのパンクやバーストエアー圧不足)の割合が高くなっていることが分かりました。また、2012年度(2012年4月1日~2013年3月31日)の割合は12.8%でしたが、2022年度には17.4%と増加し過去最高となりました。2023年度(2023年4月~2024年2月29日)においても2月時点で18.6%と増加傾向にあります。

クルマが走行中にタイヤのパンクやバーストが起きると非常に危険な状況になります。タイヤ関連のトラブルを防止するためには定期的なタイヤ点検をお勧めします。



【参考】空気圧不足でも起きるタイヤのバースト(JAFユーザーテスト)

https://youtu.be/JNW1KXDAxyE

以下はタイヤ点検のポイントです。

1.タイヤの摩耗を確認

タイヤの溝の深さが不足していると、雨天時にタイヤが滑りやすくなります。タイヤの側面には三角のマークがあり、その延長線上にある溝の底は少し高くなっており、スリップサインと呼ばれています。タイヤが摩耗してスリップサインが現れたら、タイヤの使用限度である残り溝の深さ1.6mmに達しているため、早急にタイヤ交換が必要です。

2.タイヤの空気圧を確認

タイヤの空気圧が不適切だと走行安定性が損なわれたり、タイヤの性能を十分に発揮できません。タイヤは保管中や使用中においても空気圧が減少していきます。少なくとも1カ月に1度、タイヤエアゲージ(空気圧測定器)で空気圧を確認し、自動車の運転席側のドア付近に表示されている指定空気圧に調整します。

3.タイヤに傷や異物がないか確認

タイヤに深い傷がある場合や釘などの異物が刺さっている場合、走行を続けるとパンクやバーストの危険性があります。目視でタイヤ表面や側面に傷や異物がないか、ひび割れや変形している箇所がないかを確認します。

配信元企業:一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)【地方】

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