「入学準備は大変と聞くけれど、実際には何が大変なの?」と疑問に思いませんか。忙しい毎日の中に大きな環境の変化が組み込まれるとより一層疲れやすくなりますから、できるだけ負担を軽減できるよう、事前にその大変さを知って対策を立てるのがオススメです。

■子どもの体調管理

 卒園イベントや入学前の手続き、卒園式に入学式と、春はさまざまなイベントが目白押し。すべてに元気に参加したいと思えば、体調管理にも注力したいですよね。子どもも大人も疲れを溜め込み過ぎないよう、家事代行サービスやミールキット、時短アイテムなどを活用して家事の手間を減らし、家族でのコミュニケーションや休息の時間をしっかり取れるようにするのがよいでしょう。

■書類記入

 手続きには書類記入がつきものです。卒園や入学に向けてさまざまな書類を受け取り、目を通して必要な記入をして提出する……。名前や住所など、同じことを何度も記入する必要があるため、とても面倒だし疲れやすい作業ですよね。そこで、家族の名前や住所のスタンプを作っておくと、その部分は“押すだけ”で完了するので記入の手間を省きやすくなりますよ。

■名前付け

 小さなものから大きなものまで、大量に対応しなければならないのが新しい持ち物への名前付け。マジックで書き込めばよいものばかりならよいですが、滲む素材には縫い付ける必要があったり、シールを貼って送り出すと気付けばシールが剥がれて何度も付け直す必要が出てきたりと、入学準備中だけでなく卒業までずっと悩まされ続ける重労働です。消えにくいスタンプを活用したり、鉛筆などに「名入れ」をしてくれるものはそうしたサービスを積極的に活用したりすると、記入や付け直しの手間を削減しやすくなりますよ。

 毎年多くのママたちを悩ませるこれらの入学準備ですが、どこに手間がかかるかを知っておけば対策を立てやすくなります。手作りで進めたいものや購入品に頼りたいものなど、こだわりの部分も大切にしながら、ママが疲弊し過ぎない方法を探って実践してはいかがでしょうか。

(Nao Kiyota)

アサジョ