中島健人(Sexy Zone)主演のドラマ「リビングの松永さん」(毎週火曜夜11:00-11:30、カンテレフジテレビ系) の第10話が3月19日に放送された。両思いとなった松永(中島)は、美己(高橋ひかる)の年齢+保護者代わりということから、いまは恋人未満の関係に。そのなかでも松永のキュンとする言葉が飛び出すが、恋路は難しい局面を迎えた。(以下、ネタバレを含みます)

【写真】黒川智花“朝子”たちに恋を報告する高橋ひかる“美己”

■「リビングの松永さん」とは

本作は人気コミックを原作に、さまざまな世代の男女が共に暮らすシェアハウスが舞台。恋に不器用アラサーのグラフィックデザイナー・松永純(中島)とピュアで一生懸命で恋愛偏差値の低い高校生・園田美己(高橋)が、時に衝突し、時に助け合うことで互いを認め合い成長していくラブコメディー。

シェアハウスメンバーとして、特定の恋人は作らない主義のバーテンダー鈴木健太郎を向井康二(Snow Man)、医大に通う大学生で恋愛に興味がない北条凌を藤原大祐、結婚してシェアハウス卒業をしたオタク系女子・服部あかね大久保桜子、美己にとって憧れのお姉さん的存在のネイリスト・大貫朝子を黒川智花が演じる。

■松永が美己にかけた言葉に萌える!

第11話では、両思いになった松永と美己だが、美己が未成年であることと、松永が美己の両親から保護者代わりを託されていることから、同居人以上恋人未満という関係に。松永は、美己にほのかな恋心を寄せている凌に告白を報告し、美己は朝子やあかねに祝福されて幸せいっぱいだった。

同居人以上恋人未満の距離感に2人がとまどいをみせるなか、松永はしばらくぶりに手掛けることになった広告デザインの仕事にも励む。

そんな松永のもとを「今日、帰ってから顔見てないんで」と、ほんのちょっと甘えた感じで美己が訪ねた。

「見たきゃ好きなだけ見ろ」と言われて喜ぶ美己。松永の仕事のことから美己の将来の仕事についても話したあと、自室に戻ろうとする美己。ドア越しに「この前から緊張しちゃって松永さんと普通に話せてなかったから」と打ち明けると、「俺もだよ」と松永。そして「3日話してなくても、1カ月嫌な態度取られても、何も気持ち変わんねぇから」と心配しないようにと告げた。

すると、立ち去ろうとする美己に呼びかけた松永。「もう一度、顔見せてくれねぇか?」。

カタブツで、いまは距離を置こうと決めているけれど、やはり好きという思いがあふれている松永の言葉にキュンとする。そんな松永の言葉に喜びながら変顔で対応する美己もかわいかった。

■松永がある決断をシェアハウスメンバーに報告

そんな2人の恋路に危機が訪れた。松永が美己に告白した日、その様子を上京していた美己の父・俊之(佐藤まんごろう)が偶然見てしまっていたのだ。

美己の母・朋子(映美くらら)に呼び出された松永は、正直に気持ちを明かしつつも「付き合うことはありません」と告げた。だが、朋子は「もう一緒に住むことを許すことはできない」と美己を和歌山に連れて帰ると言う。

その夜、松永は美己たちにシェアハウスを出ていくと突然の報告をした。しかも「たまには遊びに来てくださいね」と言う美己に、「いや、シェアハウスには来ない。連絡もしない。ミーコとはもう会えない」と返した。

美己がなぜ和歌山に引っ越した両親についていかなかったかという思いも知る松永。おそらくそんな美己を守るためだが、会わないという決断には美己のみならず、見ているこちらも驚きだった。

「#リビ松みてる」がトレンド入りしたSNSには、「両思いなのに切ない」「キュンキュンして見てたのに怒涛の切ないのやめてー」「胸が苦しい」「最終回でハッピーな気持ちにさせてぇ」といった声が寄せられた。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

高橋ひかるの「高」はハシゴダカが正式表記

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