レアル・マドリーはより積極的にウクライナ代表GKアンドリー・ルニン(25)との契約更新へ向かうようだ。スペイン『Relevo』が報じた。

開幕直前にベルギー代表GKティボー・クルトワが重傷を負い、正守護神不在での戦いを強いられることになった今シーズンのマドリー。急遽スペイン代表GKケパ・アリサバラガをレンタルで獲得したが、クルトワの控えだったルニンがレギュラーの座を勝ち取り、ここまで公式戦23試合でゴールマウスを守っている。

そんな中、4月上旬の実戦復帰を目指していたクルトワにさらなる悲劇が。トレーニング中に右ヒザ内側半月板を損傷し、今シーズン中の復帰が絶望的となってしまった。

これにより、今シーズンは最後までルニンと共に駆け抜けることが確実に。一方、マドリーとルニンの契約は2025年6月までとなっており、契約延長の可能性も報じられていた。

マドリーは再度ヒザを負傷してしまったクルトワのコンディションの不確実性を考慮し、より説得力のあるオファーをルニンに提示する模様。ルニンもマドリーでのキャリア継続を望んでおり、契約延長の可能性は十分と考えられている。

また、ルニンは今シーズンの活躍で自らの価値を高めたと自覚しているとのこと。交渉の場で強気に出られるだけの実績や名声を得たと考えているようだ。

一方、ベンチスタートが続いているケパに関しては、今シーズン限りでの別れが有力。本人もそれを受け入れているという。

しかし、トレーニングに対する姿勢やコミットメントはクラブ内で高く評価されているとのこと。最後まで諦めずルニンとのポジション争いに身を投じる。