俳優の若月佑美が、3月20日に都内で開催された未来のエンタメ業界を担う逸材を発掘する大型オーディション「bijoux AUDITION 2024 supported by KeyHolder Group」最終審査・授賞式に登場。オーディションアンバサダー・特別審査員として、グランプリに輝いた秋好美桜さんにトロフィーティアラを贈呈した。授賞式後には囲み取材に応じ、自身のオーディション当時の心情などを語った。

【写真】受賞者たちを見守る若月佑美、グランプリの秋好美桜さんら集合ショット

■「bijoux AUDITION 2024」とは

同オーディションは、総合エンターテインメント系事業を多角展開する株式会社KeyHolderの子会社bijoux株式会社が、タレント・歌手・モデルなど、エンターテインメント業界で活躍する次世代の原石の発掘を目指して開催。2024年3月末日時点で満22歳以下で、特定のプロダクションに所属していない女性という応募資格の下、2023年11月より1~3次審査、ワークショップを経て3月20日に最終審査となる実技審査が行われ、グランプリ、特別審査員賞などがそれぞれ決定した。

授賞式後、グランプリの秋好さんと共に囲み取材に応じた若月は、特別審査員を務めた感想を「自分の若い時と比べてこんなに素晴らしい才能がある方がたくさんいるんだなとビックリして。特に『小学5年生です』『6年生です』って方をお見かけした時、私は(その年齢の頃は)まだ山を駆けまわっている頃だったなと衝撃を受けて、未来は明るいなと思いました」と吐露し、「それと同時に全員の素晴らしいところを私は見つけたので、自分にみんなに賞をあげられる権力がないことをすごく悔しく思うくらいとっても素晴らしい審査を見せていただいたなと思いました」と、今回は受賞できなかったファイナリストたちも全員が素晴らしい才能の持ち主であることを伝えた。

また、自身がオーディションで選ばれた当時のことについて聞かれると「秋好さんと一緒で、言葉にできないというか、コメントをするのも難しいぐらい実感が湧かなかったんですけど、一番そばで見守ってくれていた家族に報告した時に、自分よりも喜んでくれて。その姿を見て『受かって良かったな』と思いました」と振り返った。

さらに、秋好さんをはじめ受賞者たちへのエールを求められると、「私はアイドルグループに所属していたので、年に3、4回と選ばれる・選ばれない、“選抜”に入る・入らないというものを経験していて、その時にメンタルもきてしまったんですけど。逆に自分がその波の中でメンタルをどう保っていくのかを大事にして、『今回はこの楽曲に私が合わなかっただけだ』と、“自分に非があるわけじゃない”と思っていくべきだなとその時に感じていました。今回参加された皆さんも、選ばれた皆さんは自信を持って事務所の皆さんと羽ばたいていって欲しいですし、選ばれなかった皆さんも『自分に非はなかった』と。自信を持ってずっとずっと明るい未来を目指していってもらえたらなと思います」と、アイドル時代の経験談も交え、芸能界の先輩として力強い言葉を送った。

■受賞者一覧はこちら(敬称略)

・グランプリ:秋好美桜(アキヨシミオ)

・内田英治賞:上原彩有(ウエハラサアリ)

・廣木隆一賞:山本かりん(ヤマモトカリン)

・特別審査員賞:熊谷尚音(クマガイナオネ)

・Cuugal賞:鈴村有彩(スズムラアリア)、鈴村実海(スズムミュウナ)

・特別賞:首藤莉空(シュトウリア)、辻ニイナ(ツジニイナ)

ユニバーサルミュージック賞:青柳みなみ(アオヤギミナミ)

◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT LLC)

グランプリの秋好美桜さんと特別審査員の若月佑美/※ザテレビジョン撮影