「電子レンジ調理器」を使ってパスタを茹でる方法は、お湯を沸かす必要もないし、コンロを使わないしで、とくに一人暮らしに便利だという話を聞く。たしかに便利そうだが、「本当においしいの？」という疑問から購入まで至っていないという人は少なくないのではないだろうか。記者はそのひとりで、今まで使ったことがなかった。
さまざまなメーカーのものが販売されている中で、今回はダイソーで見つけたものを使って「この調理方法は便利なのか」「本当においしいのか」を検証していく。
■実際にやってみた
茹で時間の目安は、パスタのパッケージに記載されている時間に4〜6分を足した時間。パスタを茹でている時間に合わせてフライパンでソースを作って…と動きたい人にとっては待ち時間がやや長いと感じるかも。
1人前の目安である100gを蓋で計れるのは地味に便利。150gも計れるので大盛りで食べたいときにも使える。
商品に記載されている通りにパスタを茹でてみる。
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■楽したいときに便利かも
表記通りに作ってみたところ、パスタはちゃんと茹でられており、容器のニオイが移っていることもない。
容器には湯切り口もついているので、お湯を切ってそのまま皿に盛ってレトルトのソースをかけるだけで簡単に食べられるのは良いポイントだ。調理に失敗することもないと思うので、鍋を用意したりお湯を沸かしたりするのが面倒なときは結構便利かもしれない。
茹でたパスタを使って、今回は記者が最近ハマっている舞茸のペペロンチーノを作ってみた。岩谷マテリアルの「アイラップ」に舞茸を入れて電子レンジで加熱し、塩昆布とバターを入れて和えるだけで「舞茸塩昆バター」が作れるので、事前に作っておいて、あとはペペロンチーノと組み合わせて粉チーズをかける。
舞茸や塩昆布とチーズの旨みが味わえる「ギルティーな味」なので、気になる人はぜひ作ってみてほしい。
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■気になる食感や味は…
味はおいしいが、食感はアルデンテではなく少し茹ですぎたかも。フライパンで調理する前提なら1分短めにするのが良さそうだ。ナポリタンのようなオーバーボイルさせるレシピだと食感を気にしなくていいので、このグッズとの相性は良いだろう。
また、新生活で料理をはじめたばかりの人や、火をあまり使わせたくない子供の料理にもぴったりなはず。このグッズに慣れる必要はあるものの、使うシーンは非常に多いと感じた。
ダイソーの電子レンジ調理器シリーズでは「レンジ鍋」や「ご飯一合炊き」もレビューしているので、こちらもぜひチェックしてみてほしい。
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■執筆者プロフィール
二宮新一：エンタメ、グルメ記事をメインに執筆している30代ライター。
グルメ記事では、飲食チェーン店の新商品、SNSでバズったレシピを中心に「料理初心者でもわかりやすく」をモットーに紹介。料理人や料理研究家を非常に尊敬しており、自身でも日夜レシピを研究している。
仕事を効率的にしようとパソコンにサブモニターを導入したが、『クッキークリッカー』を眺めるモニターと化してしまった。
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