水原通訳は常に大谷を支える存在として知られた(C)Getty Images

 開幕戦を終えたばかりのドジャース大谷翔平をめぐって、衝撃的なニュースが飛び込んできた。
 
 エンゼルス時代から専属通訳として大谷を公私でサポートしてきた水原一平通訳(39)がドジャースを解雇されたと20日(日本時間21日)、「LAタイムズ」など複数の米メディアが報じた。

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「LAタイムズ」によると、水原通訳は大谷の代理人弁護士から、大谷の資金を違法なブックメーカーで賭けるため「大規模な窃盗」に手を染めたと告発されたという。2人の情報筋が同紙に語ったところによると、関与した金は数百万ドル、にのぼるという。

 水原通訳といえば、日本ハム時代に球団通訳を務めていたことから縁が深まり、大谷を常にサポートする存在として知られた。ブルペンでのキャッチボールや試合前のウォーミングアップでともにキャッチボールをする姿も見られた。またグラウンド内だけでなく、車で球場への送り迎えを行い、球場でも練習のサポートをするなど、まさに全身全霊で大谷を支えてきたといえる。

 今オフのドジャースへの移籍に関しても、当然水原通訳も帯同。パドレスとの開幕戦に際してもベンチ入りしていた。大谷は水原通訳の存在を聞かれて、過去に「ビジネスですから」と笑いながら応えたシーンもあったが、あうんの呼吸は知られており、仮に報道が事実となれば、専属通訳という〝盟友〟を失った大谷への影響も避けられなさそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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