●『松のや』から1000kcal越えの丼が登場!最高カロリーの「中華風あんかけロースかつ」を食べてみた
ロースカツや唐揚げなど、ハイクオリティな揚げ物系の定食&丼メニューが大好評を博している『松屋』系列のとんかつ専門チェーン『松のや』では、新作メニュー「ふわとろ中華風あんかけ」3品を期間限定で提供中です。
お店自慢のロースかつ、ささみかつ、海老フライをご飯に乗せ、その上にふわとろに仕上げた玉子、さらに出汁を効かせた中華風あんかけをたっぷりとかけた、オリジナリティに溢れた一品。揚げ物は問題なく美味しさを堪能できるとして、全体の味わいを大きく左右するであろう中華風あんかけが、果たしてどんなテイストを備えているのか。今回は3品の中から「中華風あんかけロースカツ」にロックオン。お店での実食にて、その内容を詳しく調査してみたいと思います!
普段と違う旨塩系テイストが旨い!「中華風あんかけロースかつ」を実食
出来上がりの告知がモニターに表示され、カウンターから受け取って自分の席へ。メニュー写真ではカツ丼の雰囲気がありましたが、実際に目の前にすると色味、香り、ルックスが全くの別物。浅めの白い器に盛られていたこともあって、すごくオシャレ感が漂ってます。
まずは中華風のあんからチェックしてみます。スプーンですくって、ペロッとひと舐め……出汁の味と塩味が結構強めに来ます。中華風ということは鶏ガラがベースかな? とろみが付いてますが若干弱めで“さらっと寄りのとろっ”といったところです。
ロースかつの前に、大盛りで量的に余裕があるご飯から先にいただきます。玉子と一緒にスプーンでひと口。出汁の旨みと玉子の柔らかな食感が、気持ち硬めに炊かれたご飯とバッチリ合います。これはあんだけでご飯がどんどん進む味です。
ひとまずご飯は置いといて、主役のロースかつをチェック。衣はサクサク、薄切りの豚ロースからは適度な弾力と肉の旨みと、美味しい要素が口いっぱいに広がります。あんの旨塩系の味わいは、ご飯だけではなくロースかつともマッチします。玉子の柔らかな食感とほんのり玉子の味も相性抜群。これはいい組み合わせです。
そして侮れないのが、多めに添えられている刻み青ネギ。ネギの味と食感が、強い味で単調になりそうなところに絶妙な変化を与えてくれています。むしろ、ネギなしで食べると味に物足りなさを感じるほど。このメニューにおいて、間違いなく不可欠な存在になっています。
あんかけ玉子withねぎでご飯をパクパク、ロースかつは卓上のソースをかけてスタンダードな味を楽しんで、味噌汁完飲にて無事フィニッシュ。これは食べ応えがあった! ごちそうさまでした!
ロースかつだけじゃない! ささみかつに海老フライも登場
今回実食を見送った、その他2品を改めて紹介。「中華風あんかけささみかつ」(690円/税込)はしっとり柔らかな「ささみかつ」を、「中華風あんかけ海老フライ」(850円/税込)はぷりっぷりの大ぶりな海老フライ2本をご飯に乗せ、ふわとろ玉子と刻み青ネギ、出汁の効いた中華風あんかけをたっぷりかけて仕上げられています。どちらもロースかつとはまた違った味わいを楽しめるナイスな一杯となっていますので、ぜひお試しくださいませ。
まとめ
中華風あんはご飯との相性が抜群。ふわとろ玉子と刻み青ネギを組み合わせたことで、美味しさがより際立ったように感じました。ロースかつも問題なくいただくことができましたが、最終的にはソースをかけて味変をする形に。旨塩系テイストは舌が慣れてくると、どうしても違った味わいが欲しくなっちゃうんですよね。個人の好みで調節調整できるところではありますが、味の目先を変えてくれる一品が何かあればよかったかなと思った次第です。
公式から終売時期のアナウンスは出ていませんが、食べ逃しを回避するには早めにお店へ向かうのが最善手。ささみかつ、海老フライも合わせて「ふわとろ中華風あんかけ」、ぜひチャレンジしてみてください!
(撮影・文@河西まさあき)
コメント