タブレットで暗算を学ぶ「そろタッチ」を開発・展開する株式会社Digika(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:橋本恭伸)は、昭和大学医学部の医師・准教授 橋本圭司氏、高岡哲也氏らに特定臨床研究を依頼し、同大学がその結果を科学雑誌PLOS ONEに発表しました。

本臨床研究は、そろばん経験がほぼない78歳の男性が、「そろタッチ」を通じて2桁5口のフラッシュ暗算を習得したことがきっかけとなり発案されました。「そろタッチ」の利用による中高年齢者の認知機能への影響を検討するべく、昭和大学医学部の医師・准教授 橋本圭司氏、高岡哲也氏のグループと共に、一般社団法人認知症予防活動コンソーシアム(以下、「ニヨ活」)、カオリ内科・糖尿病クリニックの協力の元、42~79歳の中高齢者20名を対象に6ヶ月間のランダム化比較試験を実施しました。

【研究論文の発表】

本研究は2006年からPublic Library of Science社より刊行されているオープンアクセスの査読つきの科学雑誌である「PLOS ONE」に掲載されました。

■PLOS ONE 論文URL

https://doi.org/10.1371/journal.pone.0299201

【研究結果概要】

自宅でそろばんを基にしたアプリを使った中高齢者向けのランダム化比較試験による特定臨床研究は日本において先行研究がなく、日本初の取り組みとなりました。

認知機能全体スコアでは有意な差は見られなかったものの、ワーキングメモリ、注意機能、計画力はそろタッチをプレイしたグループの方がスコアが高く、そろタッチにより中高齢者の一部の認知機能が向上する可能性を示唆する結果となりました。

【本研究の活用:家族キラキラでWellbeing!!】

Digikaは本研究結果を励みに、そろタッチを子どもだけでなく、ご家族でお取り組みいただくことで世界中のご家族がさらにWell-beingになることを願っています!

■大人がいると子供の進捗が10%高まる!データでも証明された家族の大切さ

本特定臨床研究により、中高齢者ご本人のワーキングメモリ等の向上が示唆されていますが、それだけに留まらず、ご家族が一緒にそろタッチに取り組むことで「子どもの学習が更にはかどる!」とのお声を多くいただきます。実際に過去5年間の学習履歴データを分析すると「大人のプレイヤーがいる学習者」と「ひとりで取り組まれているお子様」では、J12(たしひきの総まとめ)をクリアした人の割合が「大人のプレイヤーがいる学習者」の方が10%程度高くなっています。

ご家族で取り組んで頂き、中高齢者の方々の認知機能が向上するだけでなく、子どもの学習進度も向上することは、弊社ミッションである「人々の可能性を最大限引き出す!」ことの実現に繋がると考えています。

【関連情報】

■本特定臨床研究の詳細情報についての厚生労働省が整備するデータベース jRCTに公開されています。

厚生労働省 jRCTの研究計画情報詳細>

https://jrct.niph.go.jp/latest-detail/jRCTs032210356

■特定臨床研究の実施にご協力頂いたニヨ活についてはこちらです。

<ニヨ活Webページ>

https://niyokatsu.com/

■そろタッチとは?

「そろタッチ」は、タブレットを使ってそろばん式暗算を効率的に楽しく習得する新しい暗算学習法です。学習開始適齢期は5~8歳で、毎日30分程度「そろタッチ」を進めると、2年間で一生の財産となるそろばん式暗算上級レベルが身につきます。
暗算は世界共通です!そろタッチはタブレットの特性を活かし、教室生もネット生も参加できるオンライン大会や、教室がつながる合同フェスも積極的に開催しています。
毎日の自宅学習、週1回の教室、大会やフェスを通じて、そろタッチは世界中の子どもたちに一生役立つ暗算力と自信の獲得に努めてまいります。

詳しくはそろタッチホームページをご確認ください

https://www.sorotouch.jp/index.php

配信元企業:株式会社Digika

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ