草彅剛

21日放送のNHK連続テレビ小説ブギウギ』で作曲家・羽鳥善一を演じる草彅剛が見せた“瞳の演技”に心を掴まれる人が続出した。

 

■スズ子へ厳しい言葉を…

20日の放送で、スズ子(趣里)の持ち歌『ラッパと娘』を若手歌手の水城アユミ(吉柳咲良)が歌うことの可否についてスズ子から相談された羽鳥。

「羽鳥先生がよろしければ…」と委ねるように言うスズ子へ羽鳥は「そんなに軽く言わないでほしいな」「もっと大切にしてほしい」「水城アユミが『ラッパと娘』を歌って君以上だったら…君は戻る場所がなくなるかもしれないよ」と厳しい言葉を投げかける。

スズ子が帰ったあと、羽鳥は妻・麻里(市川実和子)と会話し「今日の福来くん(スズ子)はこれまでの福来くんらしくなかった」というも「あなたが一番よく分かってるんじゃない?」と指摘され、黙り込んだ。

 

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■表情が徐々に変化

そしてきょう21日の放送ではスズ子が「水城さんに『ラッパと娘』を歌う許可をいただけないでしょうか」と願い出て、恐れる気持ちやワクワクした気持ち、曲へのリスペクトなど本心をすべてさらけ出す。

このときおよそ2分間にわたり羽鳥は無言。しかしその視線はしっかりとスズ子に注がれており、話を聞くうちに目元や口元がほころんでいく。

そしてやや潤んだ目で頷いたあとにようやく口を開いた。

 

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■「なんだか涙が…」「本当にすごい」

羽鳥の移ろう表情にX(旧・ツイッター)では「スズ子の話を聞いている羽鳥先生の表情に、なんだか涙が…」「もう何度もあの目あの表情にやられてきたけど今日の羽鳥先生の眼差しには痺れた〜」「スズ子の決断を聞いているうちにみるみる表情が変わって目が潤んでくる羽鳥先生にこっちも胸が熱くなった」などと反響が。

「目がどんどんキラキラしていくの。草彅剛って本当にすごい」「スズ子の話を聞いてる羽鳥先生の静かな表情の変化が胸に刺さって、つよぽんって改めてすごい役者さんだなぁって」「羽鳥先生の瞳の奥に宿る光が力強い。草彅くんの演技力に唸らされる」と草彅の演技力を絶賛する声が多数上がった。

 

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■最後の一瞬の表情にも注目が

また、スズ子が帰ったあとしばらく柔らかな表情をしていた羽鳥だが、場面が切り替わる前の一瞬には何かを見据えるような眼差しを見せる。

これにも「最後の羽鳥先生の表情にある種の先生の覚悟を見たような気がしました」「スズ子が出て行ったあと、自分も覚悟を決めたような真剣な表情に息を飲んじゃった…。ただ賛同するだけじゃない複雑な心境を秒で示すの。剛くんめっちゃすごい…」との声が。

無言の時間が長かったにもかかわらず「瞳の演技にグーッと引き込まれた!!」「今日は羽鳥先生に心持ってかれた」と圧倒された人は多いようだ。

『ブギウギ』草彅剛が魅せた演技 “ある表情”に「息を飲んじゃった」「胸が熱くなった」の声