「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルグループ傘下で、障害者就労支援事業を行うパーソルネクステージ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉岡 直登、以下 パーソルネクステージ)は、障害者がテレワークではたらける就労継続支援A型事業所を九州、中四国・東海地方に展開しています。このたび、2024年4月1日に、北陸地方初進出であり、11拠点目となる富山オフィス富山県富山市にオープンします。パーソルネクステージはこれからも障害がある方を一般就労に向けて全力でサポートしてまいります。

(写真:富山オフィス)

■富山オフィスオープンの背景

富山県は、「富山県第7期障害福祉計画(※)」において、精神障害者に対する地域包括のケアシステムの構築や福祉施設から一般就労への移行について目標を明確に掲げられているなど、精神障害者の雇用・福祉に力を入れている自治体の一つです。パーソルネクステージは、利用者の精神障害者の率が8割を超えており、実践的な業務経験と、一般就労へのサポートを手厚く提供しています。今後、富山県の障害のある方の選択肢を広げ、一般就労を支援することの一助となるべく、富山県に新オフィスをオープンします。

富山県第7期障害福祉計画:https://www.pref.toyama.jp/documents/37019/shiryou7.pdf 

■パーソルネクステージについて

パーソルネクステージは、障害者の一般企業への就労に向けた実践的な業務経験とスキル向上などをサポートする就労継続支援A型事業所を運営しています。全国の企業からPC業務を中心とした「テレワーク」が可能な業務を受託しているため、体調や状況に応じてテレワークと通所を織り交ぜたはたらき方が提供できること、また、一般就労時に使えるPCスキル・業務経験を身に付けられることが大きな特徴です。

■パーソルネクステージの特徴

1)人事制度と勤務環境の整備

一般企業と同様に、人事制度としてクルー(※1)に対して半期に一度評価があります。評価面談を行い、それによりご本人が強み・弱みなどをいかした業務を担当することができます。また、賞与制度、社会保険を完備しており、GW・お盆や年末年始の長期休暇の取得も可能で、年間休日は128日です。併せて、週に1回のスタッフとの相談時間の確保、テレワークを導入したことで、出勤率98.2%(※2)と高い水準を維持しており、入社当初は6時間勤務(※3)で始めたクルーが一般就労を想定した8時間勤務にシフトするケースも増えています。

※1 パーソルネクステージでは利用者のことを同じ目標に向かう船に乗る仲間という意味を込めて、「クルー」と呼んでいます

※2 パーソルネクステージ全拠点 2024年2月時点 ※3 入社時の勤務時間

2)一般就労へのスキル(安定勤務・PCスキル)と経験を習得

全国の企業からIT業務を中心とした「テレワーク」で遂行が可能な業務を受託しており、60種類以上のPCを使ったWebサイトの制作・運営・保守や事務業務などの中から経験を積むことができます。さらに、ご希望の方には、資格取得の支援も行っております。また、ITパスポートを取得しているスタッフが多く在籍しており、PC業務が初めての方には、教育コンテンツの提供とともに教育スタッフがサポートするので、無理なく専門知識やスキルを身につけられます。

3)一般就労に向けた実践的な就労経験と就職サポートを提供

パーソルネクステージの各オフィスには、国家資格であるキャリアコンサルタントが在籍しており、就職サポート(応募書類のサポート・選考フォローなど)を受けることが可能です。一般企業で就業する際とほぼ同様の勤務環境にて、経験とスキルをつけ、徐々に業務範囲やはたらく時間を増やしていきながら、一般企業への就職活動にチャレンジ・就業できるようしっかりサポートしていきます。

4)パーソルグループの人材サービスのノウハウ

パーソルグループ内では現在約2,990人(※4)の障害のある方が就業しており、障害者の多様な就業・就労のノウハウを蓄積してきました。ご希望のクルーには、パーソルグループの各社と連携した一般企業への就労支援を行います。また、採用する企業に対しては、障害のある方のはたらく環境、マネジメントノウハウの提供などのサポートも行っています。パーソルグループと、既存10拠点で培ったノウハウをもとに、一般企業への就労に対する不安をなくし、企業と個人のミスマッチを最小化することで、一般就労移行率50%(※5)以上を目指します。

※4 https://with.persol-group.co.jp/way/results.html

※5 パーソルネクステージのクルーで一般就労準備に入った方のうち、50%

配信元企業:パーソルホールディングス株式会社

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