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株式会社コミュニティーメッシュは、これからの日本企業の躍進を支えていくコンサルティング業界に向けた人材育成を目指し、個々に合ったリスキリング機会を提供し、コンサルティング会社が横断して即戦力人材を輩出する業界初のプログラム「CONSULTING ACADEMY」を開校する。開校に先立ち、2024年3月2日(土)、報道関係者向けに「CONSULTING ACADEMY」開校に関する発表会を実施した。

■人材不足の解消だけでなく、人材流動化のハブにしたい
発表会は、株式会社コミュニティーメッシュ代表取締役でCONSULTING ACADEMYアカデミー長の内田士郎氏の挨拶から始まった。

バブル崩壊後から日本経済の成長は停滞が続き、“失われた30年”と言われている現在。日本の産業をこれからの10年で再び世界へ誇れる産業へと前進させるために、日本国内の企業が苦手とするDX領域へ価値を提供し続けているコンサルティング業界に向けた高度な人材の育成が必要と考えている。

一方で、コンサルティング業界で活躍できる可能性を持っているにも関わらず、その能力に気がつけていない、潜在的な能力を持っている人材に向けて、さらなる活躍の場・機会を提供するために、閉ざされているコンサルティング業界をよりオープンに、見える化する必要を感じていた。そういった想いを持つ中で、業界及び業務内容をより分かりやすく知ってもらい、自らに適したリスキリングの機会・活躍の機会を提供する場として「CONSULTING ACADEMY」を構想した。

「CONSULTING ACADEMY」では、実際にコンサルタントに求められる知識・スキル・マインドを習得し、即戦力人材としてコンサルティング業界に転身し、日本のデジタル化、グローバル化の遅れを取り戻す人材を生み出すことにより、日本企業の躍進を支えていく構えだ。

「人材不足を解消するだけでなく、将来的には人材流動化のハブとなる、そういううねりを作っていきたいという想いで始めました。日本企業、日本産業の前進を図ろうと考えております。」と、開校への想いを語った。

0302_2024_CONSULTING ACADEMY_015株式会社コミュニティーメッシュ代表取締役 CONSULTING ACADEMYアカデミー長の内田士郎氏

■コンサルテイティブな力が上がることに期待
引き続き、PwCコンサルティング合同会社代表執行役CEO PwCアジアパシフィックコンサルティングリーダー 大竹伸明氏より挨拶があった。

大竹氏は、コンサルティング業界で34年間の経験を持っている。日本の社会や企業の成長に関与できたことへの感謝を表明し、業界が成長の機会を得たことについて語った。また今後の発展とリターンについて考える重要性を指摘し、特に人材不足の問題を解決することの重要性を強調した。コンサルティング能力を持った人材が不足しているとみなしており、この問題を解決することが業界の重要な課題であるとの考えだ。

プロジェクト型やジョブ型で働く意欲と専門性、達成志向性を持つ人材が重要であるとし、コンサルティング業界だけでなく、顧客側や公共団体でもこの種の人材が不足していると指摘した。加えて、問題解決に取り組むためには、顧客側もしっかりと問題意識を持つことが必要であり、これが国力を増していく上で重要であるとした。

業界の変遷についても触れ、コンサルタントと事業会社の間での人材の流動が増えている現状を肯定的に評価している。リスキリングやスキルチェンジの重要性、そして異業種からの人材が業界に新たなスキルと視点をもたらすことの価値についても話した。

「国全体でのコンサルテイティブな力を上げていけば、国力は必ず増していくと思います。そのためにコンサルファームにご参加いただくのが、ひとつの近道かと考えています。日本全体のコンサルテイティブな力が上がっていくことに期待しています。」と語ったのち、CONSULTING ACADEMYにも個人としてコミットメントして参加したいと付け加えた。

0302_2024_CONSULTING ACADEMY_046PwCコンサルティング合同会社代表執行役CEO PwCアジアパシフィックコンサルティングリーダー 大竹伸明氏

アカデミーが果たす役割は大きい
最後に本プロフェクトに参画している、デロイトトーマツコンサルティング合同会社 代表執行役社長 佐瀬真人氏より挨拶があった。

佐世氏は、25年前にコンサルティング業界に新卒で入った経験を持つ。デロイトトーマツコンサルティングは現在、6000名の大企業に成長したことを語った。コンサルティング業界が一定の市民権を得ている現状を評価しつつ、同業界が直面する課題や日本企業の成長ポテンシャルについても触れた。

CONSULTING ACADEMYに対しては、2つの期待を述べています。1つ目は、業界の発信プラットフォームとして機能し、業界全体で共通の課題に取り組む枠組みを提供すること。2つ目は、人材のリボルビングドアとして機能し、優秀な人材が業界に参入しやすくすると同時に、業界の理解を深め、ミスマッチを減らすことです。これにより、業界と社会全体の発展に貢献することを強調した。

「このアカデミーがコンサルティング業界の仕事の仕方であるとか、お互いの相互理解を深めてミスマッチをなくしていく、相互理解の不足による機会損失をなくし、より多くの方々への入口として、アカデミーが果たす役割は大きいかと考えています。今日が新しいコンサルティングの時代の幕開けになることを祈っておりますし、私自身も楽しみたいと考えております。」と、挨拶を締めくくった。

0302_2024_CONSULTING ACADEMY_067デロイトトーマツコンサルティング合同会社 代表執行役社長 佐瀬真人氏

■現役コンサルタントが講師!現場に近い目線での講義
「CONSULTING ACADEMY」は、これからのコンサルティング業界で活躍できる、潜在的な能力を持っている人材に向けて、コンサルティング業界をより分かりやすく扉を開き、自らに適したリスキリングの機会を提供することで、即戦力人材としてコンサルティング業界に転身し、日本のデジタル化、グローバル化の遅れを取り戻す人材を生み出すことを目標にする。

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全8回のカリキュラムを用意し、基礎講座、基礎応用・実践講座、OJT及び擬似プロジェクト実践編により、参加者がにコンサルティング会社で働くイメージをより具体的に持てるプログラムとなっている。アビームコンサルティング株式会社、アクセンチュア株式会社、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社、EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社、KPMGコンサルティング株式会社、PwCコンサルティング合同会社と国内トップクラスのコンサルティングファームに参画し、現役コンサルタントが講師を務める。

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〇基礎講座
コンサルティング業界及びコンサルタント業務に関する基礎学習
コンサルタントに必要なスキル・素質のインプット

〇基礎応用・実践講座
具体的な事例を交えたより現場に近い目線での講義
問答やディスカッションを用いた参加型授業

〇キャリアメンタリング
コンサルティング業界で活躍していくために必要なマインドや自身の展望、キャリア形成など経験豊富なメンター陣による各種メンタリング

名称     :CONSULTING ACADEMY
第1期 開校日 :2024年4月20日(土)
募集定員   :50名
※講師や会場の詳細に関しては以下URLを確認のこと。
 URL:https://consulting-academy.jp/
    ※定員に達し次第、応募を締め切る。

CONSULTING ACADEMY アカデミー長 内田士郎氏が語る!「CONSULTING ACADEMY」開校への想い

YouTube:https://youtu.be/vUp8I9ugggs

「CONSULTING ACADEMY」公式サイト/a>

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