2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選グループB第3節のミャンマー代表vsシリア代表が21日に行われ、1-1のドローに終わった。

日本代表と北朝鮮代表と同じグループBに属する両チーム。ホームのミャンマーは2連敗、アウェイのシリアは1勝1敗の戦績で連戦に臨んだ。

試合は地力で勝るシリアがボールの主導権を握ったが、なかなか決定機まで持ち込めない。すると35分、シリアがミス絡みで与えた右CKの場面でニアに入れたボールを味方が頭でフリックしたボールをゴール前に詰めたソ・モー・チョウが右足ワンタッチで合わせ、ホームチームがワンチャンスを活かして先制に成功した。

ホームチームの1点リードで折り返した後半は、圧倒的にボールを握って押し込むシリアの攻撃をミャンマーが専守防衛で撥ね返すという構図の下で拮抗した攻防が続く。そういった中、71分には右サイドからのクロスの流れからゴール前の競り合いでうまくマイボールにした途中出場のアル・ダリが右足シュートを流し込み、シリアが同点に追いついた。

以降は追いついたシリアの攻勢が続いたものの、ミャンマーも粘りの守備で2失点目は許さず。ミャンマー開催の連戦初戦は1-1のドローに終わった。

この結果、シリア北朝鮮を抜いてグループ2位に浮上している。

ミャンマー代表 1-1 シリア代表
ミャンマー
ソ・モー・チョウ(前35)
シリア
アル・ダリ(後26)