日本代表は21日、FIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選第3節で朝鮮民主主義人民共和国北朝鮮)代表と対戦し、1対0で勝利した。

 前田大然は4-2-3-1布陣の2列目左サイドに入り、先発フル出場を果たした。持ち味のスピードを生かした仕掛けとハードワークで勝利に貢献。「難しい試合になることはわかっていました。勝ちは勝ちなので、次につながる大事な一勝だった」と振り返った。

「前から行く。いい入りができた」と前田。開始2分に田中碧がゴールネットを揺らし、幸先良く先制に成功する。後半はロングボールやクロスで押し込まれるシーンも続いたが、最後まで得点を許さず。「相手に押し込まれる時間帯は反省しないといけないですが、こういう戦いはあるので。ゼロで抑えて、得点を取って、勝てたことは良かった」と総括した。

 そして、話題は髪型に。「(娘が)そろそろ坊主が嫌みたいな感じで言っていて。さすがに娘には嫌われたくないので、娘の言うことを聞いておこうかなと思った」」と18日の取材対応で“スキンヘッド卒業”を宣言。すると、20日の公式練習では金髪姿で登場し、報道陣を驚かせた。「黒髪だと遠目から見たらわからないので。金髪にしたら子供たちも見つけやすい」という理由で金髪にしたそうだ。気になる今後については「進化はわからない(笑)。まずは次の試合に勝って、スコットランド帰って、子供たちの反応を聞きたい」と再会を心待ちにした。

[写真]=金田慎平