フランス・プロサッカーリーグ連盟(LFP)は21日、世界的なファーストフードチェーン『マクドナルド』との3年間のネーミングライツ契約合意を発表した。

これにより、2024年7月からフランスのトップリーグは『LIGUE1 McDonald's』の名称となる。

リーグ・アンは、2020年からアメリカのオンラインフード注文・配達プラットフォームで『Uber Eats』がネーミングライツを取得。年間1500万~1600万ユーロ(約24億4000万~26億円)と言われるスポンサー料を支払ってきた。

しかし、同条件での契約更新に後ろ向きで交渉が難航していると伝えられた中、『マクドナルド』がネーミングライツ取得に動いていた。なお、現地報道では今回の契約によってLFPは年間3000万ユーロ(役49億4000万円)程度の収入を期待しているとのことだ。

LFPのヴァンサン・ラブリュン会長は今回の契約合意に際して以下のコメントを残している。

リーグ・アンへの熱意がかつてないほど高まっており、特にスタジアムに記録的な観客が集まっている中、フランスプロフットボールの本拠地にマクドナルドのような国際ブランドを迎えることは、リーグの魅力を強く示すものとなります」

一方、フランス・マクドナルドのジャック・ミノー社長は、「マクドナルドとリーグ・アンは完全に理にかなったパートナーシップです。家族や友人と一緒に、マクドナルドの瞬間をリーグ・アンの日と結びつけるリーグ・アンクラブのサポーターは常にたくさんいます。この緊密な絆を基盤として、私たちはさらに多くのフットボールファンがその情熱を最大限に発揮できるよう支援するつもりです」と、今回のネーミングライツ取得の意味を語っている。